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DC5 軽量化チューン1 (2005.08) [DC5チューン]

軽量化が走りに良いことは誰でも知っていることです。パワーアップや足回りを固るとマイナス面もありますが,軽量チューンだけは,加速,減速,旋回,すべてにプラス方向に働きます。欠点は,ヘビーレインのときハイドロになりやすいことくらいでしょう。

今回は前側の軽量化を重視しました。慣性重量が減ることで,Gがかかった後の曲がり方が良くなる,平たく言えば旋回中のアンダーが納まるのではないかと考えました。
ただ,自分レギュレーションに基づき快適装備は欠かせません。今回行ったのは次のようなことです。(実測)
内    容 重 量 備   考
バッテリー小型化 -2.9kg YUASAワンサイズダウン
レインフォース撤去 -2.5kg 思ったより軽かった。
助手席エアバッグセット撤去 -3.1kg ユニット含む
リヤの不要物撤去 -2.5kg
燃料低減 見込み-7kg 燃料ポンプ周囲の加工

燃料低減については,最初,汎用の小型コレクタータンクでやろうと思っていましたが,ばらしてみると手間(コスト)が掛かると言われ,純正ポンプ装置の加工に変更しました。
これまでは残量15L弱でGS欠症状が出ていましたので,仮に5Lまで走れるとなると-7~8kg軽量化となります。
こうしてトータルで約-18kgという数値となりました。

これまでの重量増減にかかわる変更についても整理しておきます。(青字は推定)
内  容 重 量 備  考
軽量ホイール -7.8kg 純正→エンケイESターマック。
ステア交換 -1.5kg エアバッグ分が大きい。
トランク内装取り外し -3kg 一部のみ取り外し。
カーペット降ろし -5kg 案外重かった。
スペアタイヤ降ろし -10kg
ジャッキ降ろし -1.3kg
シート交換 -6.8kg フレームが重い。
筋金くん +4kg 装着やむなし。
オイルキャッチタンク +1.5kg 必要。
冷却ダクト装着 +3kg 必要。
オーディオ一式装着 +10kg 防振・制振加工が大きい。

トータルすると,これまで15-6kgほど軽くなっていました。


◆軽量化のタイム効果は

これまでの経験上,岡山国際では50kgが1秒相当かと思っていましたが,インテの開発者も雑誌の中で,40kg軽量化で筑波1秒短縮と言っていました。
4-5kgの軽量化で0.1秒短縮と考えて良いのではないかと思います。

ちなみに,今回は前側で8kg弱軽量化の街乗り印象ですが,それと知っているのではっきりと前側が軽く感じられます。車線変更の動きで「あ,フロントが軽い」と思いました。

今後,コンマ秒を削るためなら,他にいろいろ考えられます。(青字は推定)
内  容 重  量 備   考
リヤシート降ろし -12.5kg これで0.5秒も短縮できるなら,「その時」にはやるかもしれません。(サーキット走行時だけ)
助手席降ろし -19.5kg
ボンネット -6kg 冷却効果が確実にあり,品質も高く,そう高価でない製品が見つかれば買おうと思います。
マフラー交換 -5kg 馬力アップするなら音も我慢して装着するかも?
軽量フロントガラス -3kg 割れて要交換となったら付けます。
リヤワイパー撤去 街乗りでも無くても支障がない物なので,第2弾のときにするかもしれません。
FRP手動ミラー
トランク内装全撤去
シート降ろしの「その時」というのは,模擬レースで走るときやタイムアタックでどうしても大台を出したいときのことです。簡単に30kg超も軽くできるなんて魅力ですからね。

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