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2014/08/28 備北サーキット 2回目 [スポーツ走行の記録]

天候に少々不安はありましたが,無事ドライ路面で備北走行ができました。
最初は自分1台だけで,途中で2台のドリ車が来ました。

前回かなり手こずったので,今回はリヤを2ターンアップしてみました。
最初の走行では,結構涼しかったので取りあえずグリップでタイムアタック。ベストは50秒35と,前回の52秒12よりかなりタイム短縮しました。たぶんSドラvsZ2のタイヤグリップ差でしょう。

驚いたのは,最高速が121km→115kmとなったことです。
ミニコースでも,1月と8月の気温差の影響がこんなにあるとは。

その後,ドリフト練習に移行です。が,やはり難しかった。。。(>_<)

リヤが安定方向でなかなか流れない。流れにくさは前回以上かも?
ただ,1-2コーナーでのアンダー傾向はマシになったし,今日はトータルでスピンゼロだったのは成長といえるか。
安定感は最終コーナーが著しく,前回そこそこ流れたのに流れは皆無になってしまいました。
ヘアピンですら,ドリフトに持ちこむのに苦労したほどです。

そこで後半は,更にリヤを2ターン上げました。
すると最終でリヤがムズムズする感じが出ましたし,2コーナー後半でズリッとくることも増えたのも確か。
それでも,NB6のように1コーナー進入からドリフト姿勢に持ち込むことはほとんどできなかった。。。成功率は1割以下だったか。
最終の前半部分でガガガとアンダー的になることは相変わらず。(>_<)

バネレートアップで,前荷重掛けによるリヤ流しがより難しくなった面はあると思う。

今日はこれまでかと思い,帰る準備で車高を元に戻しましたが,せっかく来たのだからもう一度この仕様で走ってみるかと思いました。一つ,試してみようと思いついたこともあったので。

ところが,この最後の走りが印象深いものになりました。

まず驚いたことに,リヤを落としてオーバー傾向は減じた筈なのに,最終の後半に流れる動きが出たこと!
更に最終手前の左直角でもオーバー的な動きを見せるようになったことも。共にそれまではニュートラルだったのに。

今考えても,一体何故なのかさっぱり分かりません・・・リヤ上げがオーバーにつながるとは限らないと言うことか?
1-2コーナーやヘアピンでも,リヤ上がり時と大して変わらないと感じられました。

そしてもう1つ,試してみようと思いついたことが,ブレーキング前に左足でダフる練習でした。

8月7日の鈴鹿走行の際に,高速コーナー進入ブレーキ時に「フカッ」と空白部分が生じたことが気になっていました。
これはノックバック現象(外因によってブレーキピストンが引っ込むもの)ではないか?と想像していました。

ハブのガタやローター歪みが主因と言われており,メカ的な対応策もあるようですが,いざなったときに有効なのがフルブレーキの前に左足でチョンチョンとブレーキを踏んで遊びを無くすドラテクです。
不器用な僕にはチョンブレとはいえ左足でブレーキを踏むのは容易ではなく,だからせっかく走りに来ているのでこの練習をしてみようかと考えたのでした。

NCのペダルは,普通より偏っておりやりにくいので,ペダル位置に左足をドンピシャと置くこと自体が要練習です。踏む強度も試行錯誤しないといけなさそう。

それでも,とにかくやってみました。いろんな箇所で。
するとびっくり,これが実に効いたのです。

特に1コーナー進入は分かりやすかった。
初めてトライしたとき,ペダルを踏むや即制動が立ち上がったことに驚きました。こんなにフィールが違うのかと。
他のスピードが余り乗らないところでも,明確な効果を感じました。

やはり,ダフるテクは相当有効だと分かりました。
100%ノックバックが発生しているとは言い切れませんが,とにかく今後の走行で初期制動がフカッとしたら,やる価値ありなテクだと思いました。
まあ,フカッを見越して,少し早めに制動を開始する手もあるとは思いますが・・・

何しろ,冷静に適確にハイスピード走行中に左足チョンブレをやるには,結構練習を重ねないと難しそう。間違ってクラッチを踏むこともありそうだし。(^^;
原因も調べていきたいし,メカ的な対策があれば講じたいところです。。

ということで,ドリフトはだめでしたが,それなりに収穫のあった備北走行でした。

2014/08/07 鈴鹿国際サーキット走行 [スポーツ走行の記録]

 鈴鹿国際 2014.8.7   夏の走行第2段  NCロードスター鈴鹿デビュー
NC1データー ブリッツZZ-R車高調(7/5kg) ノプロECU Odulaエアクダクト OS技研LSD EXEDY強化クラッチ Jet's強化ブッシュ ノプロトーコンキャセラー Greddyマフラー Nielexナックル&前後補強バー  前後CC-Rg 冷却ダクト ZII☆ 205/50-16 7分

NCロードスターを買うときRHTを選んだ一番の理由が,ロールバー無しでも鈴鹿を走れると知ったからです。(岡国と違って鈴鹿は幌オープン車はロールバー必須)
そう,NCでは鈴鹿を走る気満々だったのです。前回鈴鹿を走ったのは2年半前のこと。久しぶり,そして待望の鈴鹿走行でした。
ここのところの豪雨や台風接近で半ば諦めていたのですが,微妙な晴れ間を三重の空に発見。
当日朝3時に天候をチェックし,ドライ有りと見込んで出撃を決めたのでした。

30分を2本,もしや3本を午前中に走ります。タイム目標は2分43秒あたり。
そうはいっても,DC5みたいにギンギンにいくのではなく,久しぶりのコースに慣れること,NCとラジアルの走りがどこまでいけるか探りながら走り,次の走行に繋げることがねらい。
だからゆったりした気持ちで臨みました。

3時20分に家を出,途中小休止2回を入れて6時40分にサーキットへ到着。前日鈴鹿に電話すると,他の占有もあると聞いたのでピット確保のために早めに着たのですが,一番乗りでしかもがら空き。
懐かしい鈴鹿の空!いいねぇ。(^^)
suzus.jpg
GS給油のあと,別ピットにてアライメント測定中のさかなRさんを発見。車高調導入でどうなるか期待されます。
さかなさんの言に従い,まず1枠のみ購入。当日予約でも追加料金がいらないところは岡国も見習って欲しいな。
他車は,真夏・平日・荒れた天気予報にもかかわらず20台弱と結構多めでした。ポルシェが半分くらいで,ZやDC5,86が2-3台,BMW,アルファ,ベンツもいます。
ただコースが長いのでクリアは取れそう。

チェックリストに沿って走行準備をすませピットロードに出ると,もう10数台並んでいました。先導走行は1周。コースと目に入る風景から,走り方の感覚が蘇ります。
深緑にはさまれた裏ストレート先の130Rを抜けると,みんな行儀良く右端に寄ってウインカー点滅させる姿に感心。そういうルールだったと忘れていました。
超ハイスピードコースだから安全第一です。何より無事に帰ること。


さあ走行開始。
不安や緊張よりも,何だか楽しみな感じ,これは岡国にはない感覚です。
そして基準タイムが出た次回以降は,タイムの呪縛に捕らわれていくだろう,だから純粋に楽しめるのは今回だけだなと思いました。

インLapをこなして十分温まったはず,さあ初Lapや如何に!おっと後ろから速そうなポルシェが来ている,どこで譲るべきか・・・と思っていたらいきなり赤旗が。。。
デグ1アウトの砂場に86がこっち向いて埋まっていますがこれで赤旗?と思いましたが,アナウンスではオイルがストレートからS字までまかれたとのこと。そりゃしかたない。
ピットに戻らず再開を待ってロードに並ぶと2番手。おや?目の前の車はNCではないですか。僕と同じ色のNC1のようです。これは楽しみです。

しかしオイル処理で時間がどんどん経ちました。暑い車中に我慢ならずエアコンも入れました。本当は車に良くないと思うんだけれど。NCはとにかくボンネットの中がすぐ灼熱になるのです。
そうして遂にそのまま走行時間が終了。何てこったい・・・
と嘆きましたが,サーキット側の計らいで延長走行となりました。何周できるか分かりませんが,良かった。

2Lapほど処理粉を蹴散らしながら足慣らし。目の前のNCはスプーンで離れていきます。走り慣れている感じがする。直線はそう変わらず?速い車に譲ったため差がぐんと拡がって追走はできなくなりました。

タイムは取りあえずフル全開にできた初Lapが47秒。次は45秒台とまずまず。
曲がれる限界のスピードを掴むことが第一,それからアクセルONでいける余地を見つけて実行する。制動は怖くないレベルで通しました。岡国走行で学んだ自分に合った走り方です。

そんな中で戸惑ったのが,ダンロップとスプーン1個めでした。
ダンロップでは前半部分でアウトへ膨らみ,コースアウトしそうで怖いのです。
逆バンの抜け方と,切り返しの仕方によって変わりそうですが,アクセルを緩めないと危険な匂いがプンプンと。

スプーンは,進入ブレーキが安定しませんでした。初期が一瞬フカッとしてドキッとしたらターンポイントがもう目の前に来て慌てるという。。アウト側に飛び出しエリアがあるので危険は少ないですが。

ブレーキといえば,高速制動ポイントではだいたいがタッチが頼りない感じになっていました。危険というほどではなくフカッを見越せば何とかなるレベルですが。エア噛みではない。ローターとパッドのなじみが悪いのか?

まっちゃんはDC5の時と違って横Gに余裕がありました。インベタでも曲がれないことはないくらいですが,抵抗になって遅いかも,とはさかなRさん談。比較実証できればおもしろいが。
デグ1は相変わらず難しくてちょっと怖いし,2も制動しすぎになりがちなところはDC5と同じ。

車的にはアンダーもオーバーも出ずニュートラルでした。たださすがに足が柔らかい。
130Rが顕著で,サス剛性の柔らかさを感じさせられます。ステアを切るとグッと右側にフル荷重が掛かり,そのときに微少ですがフワンとした頼りなさを感じになるのです。

一方,リヤスポはそこそこ効いているように思います。高速コーナーでふわふわして怖いということが全くありませんでした。130Rで思った以上のスピードで曲がれたこともリヤスポの恩恵がありそう。

さて,いつ走行終了となるか分からないので,クーリングも取らず全開しっぱなしでした。
スローダウンしたNCをパスすると追走してきます。まだ走りに自信はないですがそれなりに頑張ってみよう。
後ろを見るゆとりがなく,とにかく目の前のコーナーの限界領域に近づくのみです。

しかし手応えはあったものの,45秒と変わり無し。最初脱出メーター読み160キロだった130Rが170キロにアップしているのになあ。。ワンパスロスでこうなるのか?
次は大きな引っ掛かりでタイムはだめ。

それでもまだ信号がグリーンなのを見て,今度が最後だろうと考え,ちょっとハートが燃えました。
スプ2で失敗しましたが,今日初めてのフルクリア。
と43秒5!目標タイムクリアです。(^^)
いきなりポンと2秒短縮とはね。もう1周走れたのですが,十分満足してしまい,ピットインしました。


2枠目を走るかどうかは1枠目を走り終えて決めることにしていましたが,さすがにきつくてパス。タイスケがずれて3分後走行ではね。
3枠目に備えてダンパーを前後1段ずつ硬めにしました。少しは変わるはず。

一方,さかなRさんは思わしくない結果でした。相変わらずターンインでリヤが流れるそう。一体何が悪いのか?
そこへ,先ほど絡んだNCの人がピットを訪ねてくれました。この暑い中41秒台と速い。NC1の5速幌車,タイヤは僕と同じです。その人曰く,ターンインでブレーキを残しているのでは?ということです。なるほど,インテの乗り方で走っていたということか。

ちなみに直線では僕のNCの方が速かったらしい。ロムとエアダクトの効果でしょう。


2本目の走行。路面58℃,気温上昇で更新は難しいですが,何とか走りで詰めてみたい。

余地はいっぱい自覚していますが,その最たるブレーキでの詰めは今回はしません。
1コーナーで速度を落としすぎない,S字は加速区間的に,ダンロップは早め回頭で全開脱出できるよう,デグナーも速度維持,ヘアピンはアクセル開度を高める,スプーンではインにつけるように,130Rではハイスピードを維持する,そういった基本的なことでじゅうぶん。のはず。

コースはほぼクリア状態。ダンパー強化は効いています。ガッシリ感が出ている。
ですが,タイムはなかなか縮まりません。感覚的には「これはいけた」と思っても44や43秒台です。
5周走って1本目のベスト止まりだったので,クーリングを入れました。

仕切り直して後半,絡みでlossはありましたが,8と9Lap連続で微更新。
最後だろうと思われたLapではヒーター入れました。効果は分かりませんが気合いです。
さすがにLap後半には悪寒に襲われるほどの暑さに包まれましたが何とか耐えましたし,大きな失敗もないフルクリアLapが出来上がりました。
そうして,42秒19が出たのでした。2ndベストよりポンと1秒以上短縮という,さすが鈴鹿。そしてありがとう鈴鹿。


これで走行終了ですが,3枠目もイマイチだったさかなRさんと車高の話をしていて,調べてみるとリヤが5mmくらい高い。これがテールスライドの一因では,午後枠も走ってはどう?となり,昼ご飯を食べてさかなRさんの走行見学をしました。
ただし,いったん足回りをばらさないと車高調整ができないので,ずれていたトーを調整しての出走です。

メインスタンドに上がって見ていると,確かに1コーナーのターンイン後も奥までブレーキランプが点いている。僕ならハーフから微加速している区間だと思う。
一番ブレーキが見事だったのは86レースカーで,直線のみでランプ点灯時間が格段に短い。あれが一つの理想だな。

それでも3秒更新を果たせて,二人とも満足な真夏の鈴鹿走行となりました。
suzub.jpg
帰路の途中,さすがにエンジンさんが気の毒になり,shopに立ち寄りエンジンオイルを交換してもらいました。よく走ってくれたもんだ。
タイム 最高速ほか タイム 最高速ほか
in-1 - GS4/5弱 in-1 -
2 赤旗 - 2 2'46"63 189
in 3 2'44"86 190
4 2'50"15 181km/h 4 2'45"25 188 loss
5 2'47"12 188 5 2'43"58 188
6 2'45"60 188 loss 6 cool
7 2'45"44 189 loss 7 2'44"24 188 loss
8 2'47"38 188 loss多 8 2'43"35 189 小loss
9 2'43"55 188 9 2'43"24 190 小loss
out GS中央+1弱 10 2'42"19 189 ヒーターON
out - G/S下限
気温28℃~31℃(四日市)

周辺状況から策定した目標タイムを達成できたことは良かった。ただし,岡国のタイムからすれば40秒台は出せるポテンシャルはあるはず。

車的には,超高速コーナーでも不安無く走れる状態にあることが分かって安心しました。足回りの柔らかさは走れないほどでもなく,前後バランスは良好のようです。
ただもっとハードなスプリングの方がこのコースにはいいはず。
ブレーキが最も気になるところですが,まずパッドをHC+に戻す予定。エア抜きもしてもらった方がいいかな。それでもだめなら・・・うーん悩むところです。

ドライビングでは,岡国で走り回ってきた成果はあったはず。久しぶりだが超高速コーナーでもそれなりに走れました。ここでもコーナー旋回重視でいくのは正しかった(少なくとも現段階では)と思う。
ブレーキの詰めは,秒単位で短縮を果たせる部分でしょうが,これは慣れた岡国でまず練習しないとだめですね。

今後鈴鹿を走る場合,タイムが気になってしまうのは,もうどうしようもない。
その上で,コーナーの攻略テクと,車のコントロール能力を高めること。そうすれば楽しく走れると思います。

タイムを上げたければ,テク以外のコンディション(気温条件など)やチューニングに頼ってもいいじゃないかと開き直っています。
冬に走ればたぶん39秒台は出るはず。
また,225タイヤ投入,スプリング強化,エキマニ・ハイカムの装着など幾つかの有力メニューがあります。
ただ,太タイヤ+パワーチューンは,制動力と冷却性能の向上を要求され,資金確保が悩みです。

ほぼ現状のままで,走りを向上させるのが一番いいことでしょうね。ただ真夏で40秒台を出すには,岡国並みに走り込まないと無理っぽい。。
まぁ今はそれなりに充足感で満足しているので,落ち着いたら細かく走りを振り返ってみようと思います。


◆メモ
・市街へ入って直進が混まない。エネオスGSスタ廃業?シェルは缶給油×
・ETC3,450円でなく4,880円

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