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岡国 101121 [スポーツ走行の記録]

 岡山国際 2010.11.21    マイスターカップ/1年半ぶりの模擬レース

DC5車輌データー トレーシーECU K&Nラムエア 無限マウント+ゴム詰め トレーシーオイルパン koyoラジエター Trace車高調(swift16/28kg) 無限アッパー 調整式リヤアッパーアーム トレーシーFロアアームピロ F-3.5/R-3度 トーFRゼロ クスコRS-LSD EXEDYカーボンクラッチ 筋金くん 無限ブレーキホース 5ZIGENブレーキ冷却ダクト MAX900i 7分/4分 A050M F225 0.5分山→3分山へ / R215 5分山 エアF1.42/1.6

◆決めたのは数日前

いきなりのマイスター参戦の理由,考えてみると,先日たかはCさんがセントラルの練習走行で「ギャラリーが見ているのでやる気になった」という言葉に触発されたからではないかと思う。

クリヤを十分に確保して思うように走り回るという,普段好んでいるのとは正反対な環境だが,それだけの価値はある。
マイスターカップ,特にチューニングフェスタともなれば,以前より参加台数も少なくなったとはいえ,依然草レースとしては大きなイベントであり,ギャラリーも多い。
緊張感もかなりあるぶん,燃えるのも確かだ。初めての時は,スタート時に前後左右囲まれびびったものだったが。笑

今でもクラッシュはもちろん,接触もしたくないので,危険を感じれば引くつもりではある。ボディタッチくらい意に介さない戦闘車両ではないので,この点はすっぱり諦めている。

レースは,自分より明らかに遅い車には前に行かせたくはないなという意地こそあるが,順位は中盤にも付けないかもしれない。むしろタイム目標として,49秒半ばくらいは出したいという気持ちで臨んだ。


◆フリー走行

5時半過ぎに家を発ち,ガソリン残量を考えてゆっくり巡航で。
サーキット手前での鹿の死骸に驚く。ぶつかった車,ダメージは普通じゃなかろう。
6時45分に到着したら,予想と違って幸いピットが空いていたのでフェリオの後ろに入れた。

ゆったり進行で準備をすませ,受け付け・ドラミと進む。暖房がよく効いていて眠かったが,今回から変わったスタート方式を頭に入れる。
テーピングしたが,樹脂製ライトでは今はマイスターレースでも不要らしい。そこへなわしび君とお連れさんが来てくれた。家庭持ちの厳しさを共感し合う。笑 EKはできるだけ手元に置きたいそうで,DC5の次をどうするか考えに入っている自分もいろいろ考えさせられる。

そしてフリー走行開始。
特に気負いもなく,やや後ろ目にピットロードに並んだ。前の方にはいかにもな雰囲気のシビックやDC2などがいっぱい。
クラッチを温めることを意識して発進。リヤのグリップがどれくらいで出るか?を気にしながら,ウエービングする。最近は縦方向の方が有効という話が定説で,制動・加速を交えてコーナリングしていく。

どういうわけか,2-3周目もみんな結構抑え気味。新品タイヤの皮むきをしているのか?さすがに抜けないので付き合ったら58秒。こりゃいかん。
しかも目の前にいるEGがけっこうな白煙を吹いてちょっと嫌な感じ。しかし,相手のペースアップに自分のペースが合ってしまい,抜くことは難しかった。何しろストレート全開加速がほぼ同じなのだ。

温まってきたのに55秒台には焦った。まだグリップを使い切っていないんだろう。

進入速度を上げようと中盤に入ったところで,Wヘアピンとアトウッドでオイルフラッグが出た。濡れ筋を見て守りの体勢に入ったのもやむなし。
ただ,それ以外の箇所では詰めるよう考えて走った。また,レースを想定してバックミラーを見る練習もした。

後半に入ると,クリヤっぽくなったので張り切るも,今度はブレーキにフカフカ感が出だした。結局,予定より2秒くらい遅い54秒台にとどまる。
他の車両が走行をやめたのか,フルクリア状態になってきたこともあるし,54台のままでは余りにも恥ずかしいので,気合いを入れたら52秒台とようやく最低レベルに。

その次のLapはもっと速く走れた手応えはあったが,Wヘア立ち上がりでレッドフラッグで終わり。
オイルライン処理のための赤旗のようだった。


◆予選

ジャッキアップしてタイヤを外しているところへYSD君がpitを訪ねてきて来てくれたので,エア抜きを手伝ってもらった。おかげで気持ちよく気泡がパイプから出ていくのを確認できた。ありがとうね。(^^)

フリーのリザルトを見ると,トップは44秒台とやっぱり凄い。自分は29台中20番手。フリー後半でしゃかりきに走ったのは,もしかして僕くらいか?ほとんどが6-7Lapで終わっている。

さて,タイヤを2年落ちの山無しから3-4分山へ換装したので,今度こそ50を切ってやる!と燃える。
以前より特にshop系の参加が減ったとはいえ,普段の走行会とはギャラリーの数も質(家族連れなど)も段違いなので張り切って当たり前だ。

さあ予選。今回も流れに任せてピットロードへ並んだ。

軽くスタート練習のリハーサルをして,コースイン。気持ちが燃えていたのだろう,ウォームしているシビック達を裏ストレートでパスしてしまった。

路面温度は高まったようで,リヤグリップも比較的あると感じる。そこでさっそくアタック開始。周囲も同じく。
インラップで抜いたシビックにあっさり抜かれる。さすがに速くて歯が立たない。まずは52秒台。
次はクリアがとれたのに51フラ。まだ走りが甘い!
コース幅いっぱいを使おうとしたらゼブラに乗ってガタガタやらかしてしまう。

中盤,アトウッドで真後ろに付いたシビックに,コーナー立ち上がりの上り坂でバイーンと軽く抜かれた。オイオイ速すぎるぜ。そしてインフィールドで詰まってタイム出ず。

気を取り直して,再アタック。ギャラリーの目を意識して元気よく1コーナーへ進入。2コーナーの立ち上がりポイントを探る。まだ余裕があるな。アトウッドは突っ込みすぎて危うい。
リボルバーのスピードがまだ乗っていない?目線を変えねば。この周は何とか50秒後半。
「あと1秒か」と思う。何とかなるか?厳しいかもしれないが。

しかし,次のLap1コーナー,進入速度が速いまま切り込みアクセルを開けると,外へはらむ危険な動きもなくククッと曲がっていくぞ?続く2コーナーも前半で向きを変えてアクセルONすると,アウトゼブラの手前でまたもやククッとスムースに曲がってくれる。アウトへ出るのではという怖さもなく,アクセルを全開にできた。

どちらも,今までに無かった不思議なコーナリング感覚。これが本来の乗り方なのか?・・・間違いなく速いと思った。

モスSで3速へ入れないよう注意深く5速アップしたあと,アトウッドのアウト側を付く。エア抜きしたおかげでアウトギリも大丈夫。ここもターンインしたら全開のまま。
ヘアピンはまだ先までいけたな。。。リボルバーは前よりは大きいRで曲がれた。たくさんの視線が集まるバイパーは気張ってそこそこか。
マイクナイトのアクセル戻しは最初だけで全開でいけた。そして最終に荷重を残してターンイン,かなりうまく回頭ができた。当然早めにアクセル全開!
間違いなく手応えを感じたこのLap,49秒34のタイムを見て,久しぶりにガッツポーズが出た。

続く2Lapは,どちらも引っ掛かりがあり,50秒台にとどまった。しかし引っ掛かりがなくても49秒後半がやっとだったかもしれない。それほど6Lap目のアタックは綺麗にまとまったと思う。


◆決勝レース

目標をきちんと達成できて,かなり嬉しい気持ちで昼を過ごした。満足してしまって決勝レースは無事に走りきればいいやとさえ思ったり。

何しろ,自分の前の車たちは完全に追いつけないレベルだから。
反対に,後ろにはコンマ秒レベルで3台が迫っている。どれも軽量車両で,ブレーキング勝負になると厳しいだろうと予想できた。直線か高速コーナーで稼ぐしかないか?

考えても分からないので,とりあえずスタートを頑張り,あとは成り行きにまかせようと腹をくくった。
かなり疲れを感じたので,車中で仮眠を1時間くらいとった。

起きると,何やらトラブルが積み重なったのか,進行が1時間くらい遅れていた。
日なたに車を出し,右リヤタイヤを日光にあてるプチ作戦をとる。隣のDC2は,タイヤを外して表裏ひっくりかえしながら温めていた。
S2000vsZクラスのスタートシーンを見て,シグナルのタイミングをつかんだ。おなじみ係員のMさんや前にいたEG8のお連れさんと話などする。

そして,決勝レースの時が来た。
開放ゲートから車を入れて17番位置に止めてエンジンを切る。そういえば,紹介アナウンスは前よりも簡素化したのか?送られてきた封筒に自己紹介用紙が入っていて,苦労して書いたんだが提出する場もないし,それらしいアナウンスも無かったなぁ。

ウォーミングアップで温めたあと,スタート進行に入る。さすがに緊張する中,赤シグナルを注視する。と,5つ目が点灯したところで,右側の車がフライングしたのを見た。ブリーフィングで,その間違いをしないように説明があったんだがな。
全消灯と同時に,タイミングよくスタートできた。

しかし!
スタート動作こそ遅れなかったものの,その後の加速がみんなと違う!前方全ての車にジリジリと離され,気にしていた後方の2-3台にもあっさり抜かれた。

そして1コーナー直前で,右側から白紫カラーのEKが物凄い勢いで突っ込んで抜かれた!?と思うや,コーナー外側で右回りのスピンを開始!行き場がないのでしかたなく左のダートへ車を落とした。
も~ スタート直後の1コーナーでは無理無茶しないというのが常識!

コースに復帰したくても,ゼブラの壁がけっこう高そうだったので,ゼブラが途切れる所までノソノソと車を進める。コース復帰直後,白紫EKがパイーンと抜いていったのを見て,心に火が点いた。最下位転落だぜ。


(操作ミスでアップ可能なHD映像はこれのみ。思わずバカヤロウと叫んでます。)

ひたすら後ろ姿を追って走るというのは,冷静な状況じゃなかったか?そのせいか,タイムは余り良くない。フルクリア状態なのに51秒前後しか出なかった。
それでも,次々と前走車両に追いつき,性能差でもってパスしていった。

しかし後で車載を見ると,予選時のような鋭い感じが無いことに気づかされる。アクセルもラインも甘かった。路面が荒れていたからタイムが出ないと思っていたが,そればかりじゃないってことが真実のよう。

終盤にパスした富山ナンのDC5はラジアルと聞いたが,リヤスポ無しで高速コーナー大丈夫?と思うも,なかなか速かったなあ。
一方,かの白紫EKは,遅い車に追いつくとライトビーム攻撃をやらかしている。「どけどけ」じゃなくて自分で上手く抜くべきだろう。

結局,6,7台くらい抜いて結果は20位でチェッカー。白紫EKには間近まで迫れたものの,抜くまでには至らなかった。冷静に最大限の走りを発揮すればパスできたかもしれない。今日一番の反省点だな。
終わってみると,やっぱり同クラスとのバトルができなかったことが残念。予選結果で満足ということにはならず,競り合いのレースをしたかったね。

さて,レースが終わった頃には夕暮れも近づいていたので,速攻で片づけをすませ,帰路に就いた。家族に言っていた予定より遅くなったし,携帯を忘れて連絡できなかったので。
本当ならFR・4WDクラスや激速クラスのレースを見たかったんだが,最後のクラスなど,真っ暗の中で行われたらしい。スケジュールを詰め込みすぎじゃないかね?
家に着いてから,計測器の返却を忘れていたことに気づいた。宅配で送り返さねば・・・

今回のマイスター,予選はまずまず,決勝は実力を出し切れなかったという結論です。


◆走行データー

1本目の結果 2本目の結果 3本目の結果
タイム 状態・備考 タイム 状態・備考 タイム 状態・備考
in-3 ウォーム 37L走行開始 in 26L in - コースアウト
4 1'56"97 186km 2 1'52"84 188km 2 1'55"76
5 1'55"56 187km 3 1'51"05 189km  3 1'51"41 188km
6 1'54"41 186km 4 1'52"36 187km 4 1'50"90 188km
7 1'54"92 185km 5 1'50"74 188km 5 1'52"29 188km
8 1'54"42 183km 6 1'49"34 188km VTR12:45 6 1'51"41 188km
9 1'52"39 187km 7 1'50"42 187km 7 1'51"18 187km
赤旗 26L残 8 1'50"65 残18L 気温15℃ 残11L 気温18℃

最高速189km/hはタイヤ補正で191km/hほど。シート外しの軽量分で1-2km/hアップしたのではないか。


◆考察◆

やはりギャラリーが多いと,テンション高く,気分良く走れるね。予選で結果を出せて満足だし,49秒前半の走りは良かったし。ただ,1~2コーナーのあの絶妙なコーナリングを再現するのは至難のことだろう。

今回の走行で痛感したのは,車両パフォーマンスの限界。スタート後の加速差は,今後のマイスター参戦を諦めるに十分な現実だった。今後の走行プランにも影響している。この点はよく考えて整理したいところだ。
何しろ,DC5の今後と,次の車選びにも関係しているので。。。

とりあえず,12-2月の走行は,中山のSタイヤアタックは確定しているが,鈴鹿は気持ちが乗らなければパスする可能性が出てきた。30秒台乗せの自信をもてなければ行く意味が無いと思うので。

岡国はどうすっかなぁ。決勝で1秒遅れの走りをするようでは,48秒前半など目指せるだろうか?まだ未熟だ。
その一方で,タカタに少し興味が出てきたところである。
まあじっくり考えよう。

チューニングフェスタ,というイベント自体は悪くない。子どもや少年,高齢の人までいろいろ見学に来ており,一般市販車のチューニング車両に目を輝かせて写真に撮っている様子などを見ていると,モータースポーツの1つの形ではないかという気がした。
逆に参加する側としては,以前はナンバー付き車両が基本だったように思うが,特にFFクラスはもうレーシングカーじゃないとどうにもならない状態であり,ストリート兼用でいく者には縁遠くなってしまったなぁと感じた。

■メモ
計測器を忘れない!
筋トレ効果か疲労感少ない



マイスター準備 [車一般(~2015)]

タイヤをSに換装し,ざっと水洗い。今日は天気がよくてよかったです。
たぶんピット確保が難しいだろうから,荷物も最小限に。レーシングスーツも止めました。
勿論レースだからシートは外します。

しかし参加リストから戦歴を探ってみると,やっぱり速い車が多いです。
43-44秒台グループを筆頭に,ほとんどが50秒切りのマスターズクラス。下手すると下位集団に沈むかも?汗
でも今回も,無理・無茶はしません。
タイムは何とか49台には入れたいけど。。

前日から高揚感があるってのは久しぶりです。

マイスター参戦? [車一般(~2015)]

はてなマークが付いているのは,一応正式に申し込みはしたのですが,期限切れ・台数オーバーで受理されないかもしれないということで。。。

もともとは,11-12月のOIRC枠で走り慣れの目的で走行するつもりだったのですが,何故か急にイベントの中で燃えるハートで走りたくなったのです。といっても,レースでは上位を望める可能性はほぼゼロだし,タイム的にも多い台数の中,競い合いの中ではあまり期待はできません。

それでも,自分の持ちうる能力をフルに発揮して,タイムアタックやレースを楽しみたいという気持ちでの参加です。

2月のアイハート・ホンダのイベントの充実感が未だに心の中に残っているゆえかも?笑

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