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岡山国際 2012/12/27 NB6C [スポーツ走行の記録]

 岡山国際 2012.12.27    NB6の実力を引き出す
NB6車輌データー 
TEIN車高調(推定7/5kg 5段戻し) F-1.5/R-2.5度 トーFRゼロ オートエグゼマフラー ホットワイヤー NGKパワーケーブル パッドHC-CS 5分/HC+ 5分  タイヤ RE11/AD08ネオバ 185/60-14 エア1.85/1.9

12月26~28日は,過去何度もベストタイムを出した絶好の時期だ。好天や路面状況もよく,そこそこ空いているからである。
最初はDC5のラジアタックを掛けるつもりだったが,仕事の絡みで,1本走るとパッドとタイヤ交換が必要なDC5では時間的に無理と分かり,今回はNB6でたっぷり2本走ることにした。

タイム出しというより,NBロドの性能を少しでも引き出して走りたいがため。
そして,楽しさを味わいたいという思いもあった。走る楽しさが全く感じられないのなら,NBロドで岡国を走ろうという気持ちは無くなるだろう・・・

さすがに今回はエア圧もきっちり調整した。前1.8,後1.9。ストレッチをするゆとりもあった。


1本目は9時開始。
台数は,S2000とZ,AE86の計4台で今日も走りやすそう。(^^)
タイヤウォーム3LAPの間にタイヤを感じようと神経を集中した。脱力,室内換気セットも配慮。

しかし前回よりましとはいえ,計測1発目は7秒台とやはり乗れていないなあ。
走るほどに短縮していくのはいいんだけれど・・・前回のレベルになるまで何周も掛かっていては,先へ進むことができやしない。
3日前のタイムに並ぶのに8Lapも掛かってしまった。。(>_<)

でもまだ時間はある,新しい領域へ踏み出すのに。
アクセルをまだ開けられる。もっと進入を速くしても大丈夫。
そして前回のレベルを超えてきた?タイムも更新していった。

4秒台の半ばが出た終盤あたりでは,体感で「これはいい」「失敗した」と,タイムがほぼ読めた。体感で分かるというのは悪くないと思う。
具体的には,2コーナー,アトウッド,バイパーのスピード乗せがうまくいって脱出回転が高くなったことが大きいはず。ただし,単に余地を詰めただけで,車の挙動自体は今までと変わったところはない。

問題が1つ発覚した。最終コーナーで軽くブレーキロックすることがあったことだ。
これは,ロドのステア初期がシビアで,舵角が少しでも残っていればタイヤの向きも変わっているからだろう。
制動時はステアは真っ直ぐに!

また,終盤ではインにつきにくい状況もあった。タイヤのタレかと思ったが,進入速度が上がっているためかもしれない。
例えば2コーナーでは,シートに身を預けて脱力して走れば,これが限界と体をこわばらせていたレベルがまだ限界ではなかったことが分かる。

1コーナーでも,速めの進入なのに前後荷重バランスとアクセリングが良かったのか(意識してできないのが悲しい)すんなり回頭してアウトが余ってしまうこともあった。

これで終わりか?と思ったらまだ1Lap残っていた。
最終Lapでいいタイムがでた。しかし残念にも,操作をああした,どのコーナーでこうなった,など確たる手応えというか記憶がなく,たぶん最後だから思い切っていくぞーと,リスクラインを超える勇気が不安を超えたから?・・・まだ青い・・・(^^;

タイム自体は4秒フラと,前回を1秒短縮して何とか冬の目標タイムが出たこと自体は嬉しいが,次に活かせる具体的なものも獲得したかったなぁ。

エアをチェックすると前2.2後ろ2.3だったので前も0.1アップ。ロドは冷間時の前後圧の差はほとんど無いのか。


2本目は,かねてから考えていたフロントを1ターン下げで走ることにした。(2-3mmくらい)これは単に前上がりだったので少し水平方向にするという意味で,アンダーがどうこうだからではない。
固着もしていないので作業はスムーズに終了。
さすがに車両は増えて,34GTR,N1ロド,複数のポルシェやインプ,Zなどが加わりクリヤLapは減りそう。

GS給油が遅くなり他車が出た後にコースインとなった。
あれ?1本目で出ていた砂が掃除されていない・・・2輪がいないからか人手不足だからか。或いは少しくらいいいと思ったか,寒くて面倒だから?
いずれにしてもちゃんとコース管理してくれないと困る!(--メ

さて,ウォーム後の初Lapは6秒チョイで目標にもうちょっと。目標というのは初Lapで5秒台を出したかったのだよ。
それからまた徐々に詰めることになるのだが,やはりこの枠は速い車に譲る場面が増えた。
アクセルを抜かざるを得ず,場所によっては1回譲っただけでも3秒もロスしていたのにはまいった。
もし30台くらいいたら,クリアラップなど全く望めないのでは??

ただパスロスがあっても,クーリングは全く取らなかった。ワンコーナーでも上手く走りたい気持ちだったから。

2本目は前半で4秒台の走りができたのは良し。
進入時の速度アップが意識してできるようになったことが大きいと思う。
しかし,進入してから次のステップがはっきりしない。。。

というのも,アクセルはイーブンで前後均等荷重で前半回ってからアクセル入れるべきか,少しずつアクセルを開ける方向で抜けるべきなのか。どっちがいいのか?という悩みだ。
脱出回転で分かるようだが,コーナリング平均速度としてどうなのかが大事なところ。
両方の走り方を取り混ぜて走ってみたが,体感では到底優劣は分からず,区間タイムを取らないとはっきりしないのだ。

そういう問題点はあったが,間違いなく1本目より進化したのは,ロドの動きが変わったことだろう。
例えば,中速コーナーでステア舵角が少なくなったり,余裕があったコーナーでアウトへギリまで自然に膨らむようになったりしたのだった。
また,最高速が1本目より2km/h上がったことも,アトウッド脱出がうまくなった証しだろう。

9Lap目は,レベルが一つ上の走りがミス無しで出来たのだと思う。いきなり3秒半ばをマークしたのだ。走行感覚もこれまでと違った。
よーし,このまま3秒レベルで走るぞと俄然張り切ったが,次のLapは2台のAE86レースカーにコースを譲らざるを得なかった。追走していたら,Wヘア2で盛大にテールスライド。今日はWヘアでスライドさせないよう気をつけていたが,熱くなったぜ。

11Lap目は,どこかでパスロスか小さなミスがあったことは覚えているが,どちらだったのかどうしても思い出せない。。映像があれば。。(>_<)
ともかく,タイム結果は4秒フラだったが,ロスミスが無かったならば体感的には間違いなく3秒台を出せた自信があった。

だから,残り2Lapを迎えて,フルクリアでミスさえなければ絶対に3秒台を出せるはず,あわよくば2秒台にも・・・という気持ちでやる気満々になっていた。
だが。
「うん?あれは何だ?」・・・赤旗じゃないか!
OIRCでは久しぶりに見た気がする。

アトウッド外側に,白煙を出しボディ横全面を損傷しているZが止まっていた。ドライバーも車内にいるままのようす。。インのコンクリート壁にヒットし,アウトへ弾かれたのだろうか。
救急車も出動していたが,続く2輪枠は予定通り進行していたので大ごとではなかったのだろう。

ラストアタックは掛けられなかったが,それでも2本目走行の意義は大きかった。1本でいいかなとも考えたりもしたがとんでもない。
もっともっと走り込まないとロドのポテンシャルは引き出せない,まだそういう現状にあると思った。

121227NB6.jpg
タイム 状態・備考
in-2 ウォーム GS3/5 in-2 ウォーム GS3/7
3 2'07"70 3 2'06"16
4 2'07"00 4 2'07"49 ロス
5 2'06"97 5 2'04"99
6 2'05"54 6 2'07"88 ロス
7 2'05"30 7 2'04"54
8 2'05"03 8 2'04"38 小ロス
9 2'04"74 9 2'03"44
10 2'04"93 10 2'05"90 ロス
11 2'04"41 11 2'04"11 ミスorロス有り
12 2'04"76 赤旗中止
13 2'04"06 GS1/3弱
最高速 1本目158-9km/h ただし後半は157km/hくらいと落ちていた。
 2本目 159-160km/h
気温推定 -3~2℃


走り込むことでNBロドの新しい領域が現れ,その中で突き詰めていく面白さを感じました。
コーナリングの理想型云々の前に,甘さのあるところで速度を上げる方向で練習していくだけでまだ十分と思います。
制動早すぎ,ターンインで減速しすぎ,アクセルまだ踏めるなど。
区間ごとにポイントを整理してると,そういった課題がいろいろな場所で浮き彫りになったのです。
ただ,岡国では台数が多そうな時にロドで走るのは控えた方が良さそうです。クリアゼロだとさすがに辛いですから。冬場は土日も少なめだったですが今冬はどうかな。

中山も年明けに走りたいところです。
ドリにも興味ありますが,車のセッティングをいじらないと難しいのでこれはどうするかな。。


◆メモ
・両腕が完全フリーになるよう,下半身サポートを更に強化する?街乗り時はレカロ背面?
・冬の朝イチは2コーナー,アトウッドがまぶしい。キャッチを新調すべき?
・冬場のNBは車外換気で窓へ当てる。事前AC除湿もあり。
・白布テープ搭載(テスト)

岡山国際 2012/12/24 NBロードスターの冬場タイム基準 [スポーツ走行の記録]

 岡山国際 2012.12.24    NB6 冬場のタイム出し

NB6車輌データー 
TEIN車高調(推定7/5kg 5段戻し) F-1.5/R-2.5度 トーFRゼロ オートエグゼマフラー ホットワイヤー NGKパワーケーブル パッドHC-CS 5分/HC+ 5分  タイヤ RE11/AD08ネオバ 185/60-14 エア

この24日,天気が良ければ朝イチの1本だけDC5かNB6かで走ろうと思っていたが,当日朝になって好天と確定し,冬場タイムを知りたいという気持ちを優先して,NB6で走ることにした。
ただ,休日だから台数は多そう。譲りっぱなしの中でクリアがどれだけとれるかは,気懸かりだった。

早朝の薄暗い中,インテから荷物一式とベルトを降ろしてロドへ積み替えたが,ベルト外しに手間取って想定より出発が遅くなってしまった。それでも朝飯は買い込んで,車中でぱくつきながらサーキット会場へ。
着いてびっくり,全部のシャッターが閉まっている。僕だけの占有走行!(@_@; クリスマスプレゼントってか?

しかし喜ぶよりも,20分強の慌ただしい準備に追われた。
ビニルテープが引っ付かず(WAXと寒さのせい?),シートベルト調整も必要だしで,ナンバープレート外しもエア圧測定も間に合わないまま,走行開始となった。


◆走行開始

僕1台きりなのに,オフィシャルの皆さんご苦労さんですなぁ。
さて,さすがに3Lapは慎重に温めないといけない寒さ。確かに滑りそうな感じがする。
赤白ゼブラは何やらテカっていて乗らない方がいいか?これが朝イチのマイナス面だがしかたない。

しかし,そこそこペースアップできた5Lap目で何と9秒台(手動ウオッチ)という遅さに,がっかり&焦りの気持ちになる。
なにしろ,真夏でも7秒フラだから。真冬なら4秒フラは期待してしまうのだ。
原因はと言えば,やはりグリップ感が希薄で,どこまでいけるのか手探りなんである。
幸い自分だけの走行だから,後ろを気にする必要がないのは良かったが,もしも何十台での混走の中だったら,とんでもないことになっていたかもしれない。(ーー;

そんな中,8秒台,7秒台,6秒台と順調に短縮したのは良かった。
が,自分では更に頑張ったつもりだったが,そこからパタリと伸びなくなってしまった。
どうもタイヤが温まったかどうか確信がもてない手応えで,モヤモヤ走行になっちゃったんだろうと,振り返って思う。。。
とにかく,タイヤもヘアピン以外では全く鳴いていないから,限界まで届いていないことは分かっていた。

直線では,今回は6500~6800でシフトアップするようにした。レッドまで回しても意味がないと分かったので。
気温が低いおかげで最高速はメーター読み155km/hオーバー。
ブレーキはもうちょっと余地はあるが,今回は特に詰める気はなかった。とにかくコーナリング自体を何とか上げないといけないと思っていたので。

タイムが悪いのは,進入速度=コーナリング速度が遅いからに他にあるまいて。
更に,脱出時のアクセルの開け方にも問題がありそうと,走りながら思う。
例えば,1コーナーやアトウッドなどは,フロントがアウトに出ていくと,アクセルを合わせて(緩めて)しまうというDC5の癖が出るが,その反対に思い切って踏んでみると,逆に車が旋回する動きになることもあったのだ。

「こともあった」というのが難点で,荷重の状態でどちら(アウトはらみorインへ回頭)になるか,読み切れていないという不安が大きいのである。
いや,出口でかなり踏めるという状況が,そもそも間違っているのかもしれないとも思ったりする。

FFとFRは別物とまでは思わないが,「やってみなければ分からない」領域がまだ大きいのである。
ある程度以上は走り込み,操作と挙動を少しずつ掌握していく必要があると思う。

しかし,走っている最中では,今この場でもそれをすべき?と疑問に思う。確かに,スピン一つせずに走っていては,限界挙動は掴めないだろうし。
ヘアピン系では,アクセルを開けてゼロカウンター的立ち上がりも何とかできているが,3速コーナーではリスクがなあ。。


そんなことを考えているうち,室内ガラスが曇り出した。 外気導入へ切り替え,窓もちょっと開けて曇りの除去に努める。
と,向こうにN1ロードスターが走っているのが見えた。ふぅむ,これは終盤に絡むな。

時計を見て残り10分を切ったと知り,ちょっと進入速度を上げ,アクセルを開け方向へを試す「勇気が出た。」(^^;

相変わらずグリップ感は乏しいが,確かにコーナリング速度は上がっていそうだ。N1ロドも次第に迫って,テンションも上がる。
1コーナーや2コーナー,マイクナイトに最終といった大事な中速コーナーが速くなったと実感できた。
やはり速くなっていた。5秒フラが出た。
とはいえ,夏場7秒を元にすれば最低でも4秒台を期待していたので,まだ満足も納得もしていない。

遂にN1が背後に付いた。
タイムロスを避けるためには,間合いから考えてメインストレートでパスしてもらうのが良さそうだ。
しかし,結局はウィンカーを点灯させてアクセルを緩めないと抜いてもらえなかった。
N1ロドはLap10秒以上速い車だが,1~アトウッドまではちょっとずつ,裏ストレートで結構じりじりと離れ,インフィールドでぐんぐん遠ざかっていくって感じだったね。

走りを参考にするというレベルにはまだ至っていない現状。。。
勿論,少しでも追いすがろうと頑張ってみたが,この時のタイムは不明だった。というのも,パスしてもらうことに神経を集中してストップウォッチを押し忘れていたから。。。

結局,2Lapで4分10秒6というタイムは,前半パスロスが含まれているが,では後半には5秒を切っているかというと自信がもてないレベルである。
だからこそ,もう1Lap!と期待したが,残念にも赤シグナルだった。まあ2分Lapで14Lapも走ったからしょうがないよね。

タイム 状態・備考
in-2 ウォーム 満タンから3/5
3 2'14"33 ウォーム
4 2'11"55 ウォーム
5 2'09"33 徐々にペースアップ
6 2'08"03
7 2'07"34
8 2'06"36
9 2'06"36
10 2'06"18
11 2'06"50
12 2'05"05
13+14 4'10"60 ロス有り

最高速157-8km/h
気温推定3-5℃


走行後,ピットインから5分以上経ってエア圧はどうだろうと思い,測定してびっくり。
なんと前1.8・後ろ1.6しかありませんでした。

グリップ感が希薄というより,剛性感が無くて頼りなかったということですか。
前後2.2に上げた帰り道では,行きとは明らかに違うがっしり感やターンインの鋭さがありましたから。
夏場のエアのままで冬に走っちゃだめですっ (>_<) 

ところで台数多めの予想が外れた今回ですが,前々日の土曜日にも走行枠が3本もあったこと,1枠目は2台でしたが次の枠ではポルシェやGTR,DC5など増えていて,朝イチが敬遠されたのかな?という感じです。
ただ,いつもなら賑わう二輪枠がゼロっぽかったのはやはり真冬だからでしょうか。
或いはイブは狙い目なのかも知れませんね。


さて,今回の走行では,改めてロドの限界領域の操作と挙動を学ぶ必要性を痛感させられました。
と同時に,岡国級でも十分に走りを堪能し楽しめる可能性も感じました。ただし後ろからガンガン来られたら別の感想になったかもしれないですが。(^^;

3速領域で,思い切り突っ込んでパワー掛けてもOKなコース(コーナー)で走り込めることができたらなぁ。
そう思います。

次回は27日か28日に走ります。29日以降も走れる日は結構ありますが,混雑しそうです。
年始は4日が有力ですが,天候が悪ければ5・6日もあり得ます。
DC5でのラジアタックも勿論やりますよ。(245はお試しで終わるかもしれない)


◆メモ
・エア圧は必ず測ろう!
・車両入れ替えは時間にゆとりをもたせて準備。
・DC5からの左腰ベルト外しは運転席側へ引っぱること。
・冬場のNBは室内が相当曇ったので,ACで除湿してから走るか。車外換気セットもいい?
・WAX直後とテープ硬化でゼッケンテープが貼れなかった。黒布テープは必須。

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