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ちょっとチューン2つ [車一般(2016~)]

IS350を購入時から,6気筒高級車らしからぬステアリングの振動感が気になっていました。嫁のFitの方が滑らかに感じるほどです。

この振動というのは,機関と足回り両面から来るものと思われます。

根本からの対策は難しいので,とりあえずIS-F用のステアリングシェイクダンパー(パッド部分に入れるオモリですね)を装着しました。
stsd.jpg
何でも,ステアに位置合わせやネジ穴が元々あったそうで,トヨタではレクサスに限らずコンパクト車まで純正採用も幅広いみたい。

走ってみると,振動が明らかに低減しました。解消とはいかず3~4割減といった感じかな?振動が丸くなった感じともいえます。
数千円のコストで効果有りだったのでgoodです。

ステアの戻しが重くなった,直安性が増したとかいうインプレもありましたが,そんな感じは…無くも無い,でもブラシボーかもというレベルです。
ただ,高速路ではステアの座りがどしっとしたかなという印象です。


次に,へたっていること確実であろう足回りブッシュの中で,最大物かつ装着が容易なFロアアームブッシュのリヤ側と,経験上効果ありと信じてスタビブッシュを純正品交換しました。
走行振動面よりも,シャープなステアを期待してのことです。
ロアアームのブッシュはでかい。
lab.jpg
ストリートでは,シャキッとした感じが出たように思います。(感じがするレベル)
コーナリングでは違いが分かりませんでした。この点,エンジンマウントの方がはるかに効果が感じられましたね。NCロドのときは社外品に強化したらフロント剛性が明確に上がったものですが,これはピロ化したせいもありそう。

まあフルブッシュ交換だと20万か30万か?という中で,2万円ちょっとのメンテ費なので十分OKです。

区間タイムを検討 [スポーツ走行の記録]

久々に区間タイム取りをしました。

55秒4のLAPと56秒半ばの2LAPを比較してみると,主な差は次の3箇所にあることが分かりました。
1.表ストレート~モスS 0.67秒
2.バイパーと便所裏 0.21秒
3.Wヘア2個目~最終 0.21秒

ロガーは無いので,映像を見ながら速かった理由を探ってみました。

まず,2のバイパーは単純にコーナリング速度が高かったです。少しの減速で進入しており,便所裏ストレートでも0.07秒の恩恵がありました。

次に3の区域は,Wヘア2個目だけで0.08秒速い。残念ながら理由は分かりませんが。
良くないと思ったのは,続くマイクナイト~最終も0.13秒速かったこと。
速いのに何が悪いかと言うと,この時は勢いで速かっただけで,その他の周回では限界手前のまま固定化した操作で走っていると考えられるからです。

1の区域の速さは1コーナー区間がキーポイントで,ここだけで0.31秒も違う。
それで更に細かく区切って調べました。
最終立ち上がりが速いため,表ストレートが0.58秒速い
◎下図の制動区間で0.19秒も速い。ブレーキ競争だったらパスできる速さの差。
okayamacorse.jpg
◎1コーナー自体も0.12秒速い。映像ではターンイン時からスキール音が出ていて,アウト側まで出ずややミドル寄りで曲がっていました

制動区間が速いのは,速度が乗っているのに今まで通りのポイントで制動を始めているからでしょう。
記憶に無いのですが,ギリギリに近い進入になりターンインで荷重が十分にかかってグイグイ曲がれたということ・・・かな?
続く2コーナーが0.10秒速いのは恐らく速度が乗っていたため。連動してモスSは0.18秒速いのは当然のことですが。

結論として,もう分かりきっている次のことが改めて確認されました。
◯ブレーキの甘さ(十分自覚しています)を詰めていくこと。
◯減速を少なめにしてコーナー進入速度を上げていくこと。


ISに乗り換えてから初めて車載映像を真剣に見たのですが,LAPを見比べると「これは遅い」「まあまあか」などとはっきり分かります。

2018/01/07 岡山国際サーキット レクサスIS350 [スポーツ走行の記録]

◆岡山国際サーキット 2018/1/7 IS350 1枠◆
・IS350データー 前235/40-18 後265/35-18 07RR 2.5-4分山
・気温5℃ 路面ドライ 晴れ 10数台

走り初め。
岡国に着くと思っていたより台数は少なくピットも余裕でしたが,wetパッチが路面に残っていたので,枠を後ろへ変更しました。久々に一緒に走るM3乗りのBさんの話では,新路面になってから乾き切らないとグリップしない感じがあるそう。
寒いので車内で暖を取り,水絞りしたグローブも暖めました。ただ車中だとwifi状況が悪いな。。

走行開始。最初はNBロドと絡んでお互い走りにくく,スロー走行でポジション取りするのにin+4LAPを消費。そのためいつもと違う走行パターンになりました。
初アタックは感覚的に57-8くらい?

ブレーキは二日前にダクト出口を設定し直してもらったので安心感は増しましたが,最後まで根を上げないように90%レベルで甘めに。
その代わり,コーナリング速度アップを考えてタイム短縮を狙います。が,クリアの連続なものの速く走れたという実感は余りない。フロントグリップが不足してターンインの速度が低い感じなのです。

後ろから速い車が来たので譲ってクーリング。が,残り10分となったのですぐに終盤アタックに入りました。
1-2コーナーでは我慢の進入だったし,マイクナイトでオフる時間が長いなど,もう少し「曲がりパワー」が欲しいなあと思いました。
この日はNDレースカーが数台いて,幸い絡み無しでしたが,絡んだら難しい状況になったことでしょう。
運良く3LAPもクリアがとれましたが,感覚的には55-56秒といった感じでした。

後で気づいたのですが,この日は低速コーナーでもタイヤ空転は一度も無かった。。これは,アクセルを開けきれなかった証拠と言えそう・・・もう少し先を試すのがちょっとためらわれるのです。←ここが課題

何故か最後までタイヤカス振動は無かったですが,走行後見ると軽くカスが付いており,グリップは微妙に落ちていたと思われます。帰りの高速道ではかなり振動が出ました。


映像から算出したタイムは,ほぼ走行感覚と一致,これはなかなか無いことです。
ただ,ほとんどが56秒台だった中でBESTは55秒4でした。このLAPはどこが良かったのかさっぱり分かりません。何年かぶりに,映像から区間タイムを取ってみる気になっています。

この日は激突っ込みは一度もしていませんが,走行後にパッドから煙が出ていました。帰り道でもややスポンジーだったので,ストリートで走って元の剛性感が出るか要チェックですね。

今回特にタイムは狙ったわけじゃないですが,それでも54秒台を出せればいいなとは思っていました。しかし今日の走りレベルだと,タイヤを換えない限り無理っぽいです。とにかく,挙動が安定し切っていたというのが問題かと。
一度だけアトウッド進入時に前荷重で思いのほか曲がっていき,をを!と思った時がありましたが,こういった「ちょっと先」を意図的にチャレンジする勇気を出すことができなかった。

昨年の走行記録を読むと,先に行けた手ごたえに満足し,タイムにも出ていた時がありました。いわゆるノレていたということなんでしょうか。どうしたらそうなれる?これこそ永遠の課題でしょうか。
1810is.jpg

◆メモ
・冬は前夜の小雨にも要注意
・アクションカムは84分撮影できた。気温が低いと短くなる。1ファイルは4GBで自動的に分割されると判明。本体もリモコンも前日に充電必要。予備バッテリを検討。次回は吸盤マウントを試す。
・手動SW計測はほぼ無理。LAPカウンター再装着を検討。

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