SSブログ

2015/01/26 岡山国際サーキット [スポーツ走行の記録]

 岡山国際 2015.1.26   54秒台を目指しての走行第一弾
NC1データー ブリッツZZ-R車高調(swift10/7kg) Nielexリヤクロスメンバー改 ノプロECU Odulaエアクダクト Greddyマフラー OS技研LSD EXEDY強化クラッチ Jet's強化ブッシュ ノプロトーコンキャセラー  Nielexナックル&前後補強バー  前HC+new/後CC-Rg 冷却ダクト ZII☆ 205/50-16 new 冷間1.95~1.98

安定したブレーキングができることを狙ってリヤクロスメンバーに大掛かりなチューンを施し,Fパッドも交換。更に前回喰わなかった中古タイヤはオクで売っ払い,四輪共新品にしました。
ここまでやってタイムが出なかったらどうしよう~ 出ないわけないよな~ でも前回は57秒に沈んだし~ と,楽しみよりも何だかプレッシャーを感じていました。(^^;

でも新し物慣れが怪しい自分のこと。今冬のうちに54秒台を出せばいいやとハードルを下げることにしました。


ところが,夜中に雨雲レーダーを見ると,既に雨!一日中ウエットか。。しかし予約を入れているので走りに行くことにしました。
タイム狙いだけなら,タイヤに熱を入れないためにも走らないのがBESTでしょうが,タイムだけのために走っているわけではない。Wetならではの,得るものもあるだろう。
そも,台風接近の中鈴鹿に行くことに比べれば大したことではありません。(^^;

着くとさすがに台数はわずかですが,F3やFJなど本気組が結構集まっていました。
路面は全面濡れていますが,雨は止み水溜まりは皆無。予報では走行時にまた振るようでしたが,半乾きよりフルウエットの方が分かりやすくていい。(川は嫌だけど)

ゆったり準備と早めの乗車は最近定着しています。新しい曇り止め用品はちょっと効き過ぎて視界が歪む。結局は暖気を顔に直噴させるのがベターか。


先頭でレーンに並ぶと後ろにはSW20だけ。できるだけ早く温めるようにペースアップしますが,モスSの縁石に乗ったら横へ流れ,アトウッドでもズルリ,やはり挙動の乱れはドライには出ない類のもので神経を集中させます。

でもF3はスリックで走っているほどだからハイドロの心配は無く,コーナー出口でアクセルを開けすぎるとズルリと流れる程度で無茶さえしなければ大丈夫。
ただその見極めは,走りながら試して掴んでいくしかないわけで,簡単ではありません。

更に3速コーナーの進入速度の見極めはより高難度。限界速度を見誤るとコースアウトしそうで危ない。
また,アウト側へ出ていこうとする雰囲気を感じつつ微妙に速度調整していても,「これは本当の限界なのかな?」と疑問に思ったりもします。

そして体感的には,速くなったという感覚がドライ以上に得られにくいことも感じました。そんなときに指針となるのがLapタイムなんですよねー

9秒に始まり「こんなものかね」と思いましたが,走るごとに短縮していきました。
ミストワイパーを時々使う程度のポツポツ雨が降ってきて,コース上にはSW20の他にはNAロドとFD3Sしか見えず,路面が乾く感じはありません。

手探りでもう少しいけるか試しながら周回を重ねていきました。

一番の関心事であるフルブレーキですが,最初は今ひとつガツンと効いている感じが無いので,少しずつ踏力を上げていきました。
すると,以前出て困った左右に振れる挙動がありドキリとしましたが,2周くらいで安定してきました。そして後半に入った頃からペダル裏にABSが作動している感触が伝わってきて,やっとフルブレーキができるようになったかと思いましたが,制動グリップはやはりドライより明らかに落ちます。

コーナリングについては,ターンイン時の速度をこれまた少しずつ高めるようトライ。たぶんタイム短縮はこのことで果たせていったんだと思う。
1コーナーでこれ以上は無理!と感じる進入が一度出来たが,この周回ではポンと2秒台が出ていました。
ただ,アトウッド,マイクナイト,最終は満足のいくコーナリングは最後までできず・・・やはりせめてもう1本走らないと追求できそうにない感じです。
これはドライでも同じことになりそう。。

最高速は,アトウッド立ち上がりがドライ時より2百回転は低く,ヘアピン制動も早いので前半は167km/h,後半にはブレーキの詰めにより169~170km/hをマークできました。

ただ,冷えすぎを警戒して冷却ダクトをテープで塞いでいたのが裏目に出て終盤に若干フェード感がでて,同時に最終コーナーで他車に絡んだので1Lap高速クーリングを入れました。

復活直後に1秒台が出たので,ようしもう一発更新を!と思ったのですが,まだ残時間が3-4分あるのに赤信号。開始も3-4分早かったからなのか。


タイム 最高速ほか
in-2 - GS3/4
3 2'09"01 165km/h
4 2'07"54 167
5 2'06"69 167
6 2'05"98 167
7 2'05"85 168
8 2'04"80 168
9 2'04"18 167
10 2'02"58 168
11 2'03"39 170 passloss
12 - cool
13 2'01"91 169
out
気温5℃(和気) 1.95でスタートしたエア圧は終了時に2.5弱へアップしていた。周回のたびにタイヤに熱が入りグリップが出てタイム短縮に結びついた可能性もある。

操縦性の優れる前車NBロードスターもウエット路面ではシビアな感じがあり,NCロドではどうか気になっていましたが,岡国+ライトウエットという状況では特に問題はありませんでした。
これは挙動が感じやすくなるチューニングのおかげもあるでしょう。

ドライビングでは,これを得たというものはありませんでしたが,ブレーキとコーナリング限界を全身で探っていく過程は正にスポーツドライビングの面白みでした。
ただ限界領域をつかむのに,僕の場合回数を必要とする点が困りものですが。

またサーキットでもリヤメンバー改造によるピッチングの抑制は感じました。ドライでのフル制動がどうなるかな。
2月にはたくさん走行枠があるので,良さげな日を選んで2-3枠走り,何としても54秒台を出します。


◆メモ
・鼻をかむこと

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。