2014/05/24 岡山国際サーキット [スポーツ走行の記録]
岡山国際 2014.5.24 高まりを確かめたい | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
次は6月走行のつもりでしたが,前回のコーナリングが本当に自分のものになったのか確かめたく,またZ2☆に切り換える前に素Z2で最後のアタックをしておきたいと思い1本予約を入れました。 また前側にもエンドレスCC-Rgを入れたので,ブレーキ能力の違いを把握したい考えもありました。 それから,鈴鹿走行に備えてNCで初めてのレーシングスーツ着用テストも目的の一つです。 前回より条件は悪くなるだろうからベストタイムは望めない代わりに,序盤に57秒台を出すことを目標にしました。 到着時は肌寒いくらいでしたがみるみる温度は上昇,早めにスーツを着て体を慣らします。 マスクとGP5ヘルの装着感にはまだ慣れが必要だと改めて感じました。曇り止めはちゃんと効いて良かった。 それから,パッドの熱入れと当たり付けのために慣らしブレーキングを周辺の道路で少々実施。初期が効き過ぎか? 何故か今日も台数は一桁台の少なさ。パワーのある車両が多いですがクリアは心配なさそう。 コースイン後,すぐにヒーター全開にしてウォームLapに入りますが,気にしていた後ろのターボ軍団がはるか後方に離れてしまいました。抜かせどころを直線に持ってくるよう間隔調整したいのですが,今日は見立てを誤ったようです。まあいいか。 さて気になる初アタックLapですが,何と2分台?次も2分切れない!愕然としますが,その後も59秒後半。 一体何が悪いのかさっぱり分からない。今日は車載カメラを積んでいないので後で確かめようもありません。 今までも訳も分からず絶不調というのはしばしばあったことなんですが・・・ 少々暑いにしても,結構頑張った5LAP目にして59秒台というのでは,こりゃもう非常事態です。 そこで頭に浮かんだ考えが,前回と同じく進入ブレーキをゆるめにしてコーナリングに集中する走りに変えてみようということ。 パッドの性質がまだつかめず探り探りブレーキしていたマイナス面もあったと思うし。 そうすると58秒台へ入ったわけですよ。 特にアトウッド立ち上がり回転が100前後アップしたことが顕著でした。ヘアピン進入でダラ~と流しながらも最高速が少しずつ良くなっていったのも立ち上がりが良くなったからに違いない。 いや,ダラ~は誤解されるか。甘くするのはコンマ少々のレベルなんだけれど,それがコーナリングの精度をアップできる大きなゆとりになる。 嬉しいというより困ったことです。ブレーキを詰めていくと精度が落ちる程度のドラテクなのかーと思うと。(ーー; 後半は,数mほど奥へ詰めてブレーキングしましたが,無理は全然無いレベルで。本当に集中するのは進入速度維持と前半の回頭とアクセルを開け方向で行くことです。 グリップのタレを感じながらもWヘアなどはパワースライド起きるくらいアクセルを開けました。 そうそう,走行券を買いに事務所へ行ったとき,先週いた8の若者が並んでいて「えー」とお互い驚いたのですが,実は彼は昨日Wヘアでクラッシュし,積車で引き取りに来たそうな。面白がってむやみに全開かますのは危ないということ。 そんなこんなでクーリングをはさんだ終盤の一発目,57秒台が出てホッとしました。 次は複数台が絡んだので再びクーリング走行へ切り換え。冷やしてコンマ秒を稼ぐ気持ちでした。 すると更に短縮を果たしました。2コーナーのボトムアップが大きいと思う。 ところで前回よりタイヤグリップが少々落ちていたことは確かで,例えばバイパーでの回転が低くなっていました。 それで後半では3速走行は止めて2速で回るようにしたのですが,最後のアタックLapで痛恨のシフトミス。それも今までの2→1の失敗経験から意識的に右寄りにレバーを動かしていたら,2→5になって牛のような加速になっちまった。(>_<) ミスがなければ本日ベストのはずで,どれほど出たか知りたかったナァ。 今後もシフト操作は十分に気をつけないとダメですね。
CC-Rgは,初期の効きも効き自体も相当なもので,クーリングしたあとなどはいきなりロックorABS作動するほどでした。これ以上は無理という限界フルブレーキに辿り着くまでにはまだ走り込みが必要です。 しばらくはこれでいきますがまたHC+に戻るかもしれません。 GP5ヘル+マスク装備は,視界が狭く違和感ありでしたが,走り出すとそう気にならずでした。むしろ流れ落ちる汗がメガネに掛かることが気になった点でした。 真夏にスーツ着用&ヒーター全開も30分なら何とかもちそう。FRはドライバーに優しくていいね。 問題のドライビングについて。 限界フルブレーキのおかげで終盤にいいタイムを出せた経験も少なからずあることも事実だし,最近はブレーキングにゆとりをもたせてコーナリングの速さを追求したらいい結果になったことも事実。 つまり,「最後のアタックだ,行くゾー!」と気合い入れたらベストが出た時もある一方で,進入は力を抜いてコーナリングに集中する方がタイム短縮に結びつく時もあると分かったこの頃の走り。(気合い入れているときはブレーキング~ターンイン時に力が入っているようだ) 今,一体どういう方向性で走っていくのがベストなんだ?と迷路に入ってしまいました。 勿論,限界ブレーキングと限界コーナリングの両方を兼ね備えられれば最高なわけですが,僕には物凄く高いハードルのようです。 できるときもあると思いますが,いつも最高レベルで揃えて走ることは相当難しい。というかどうも無理っぽい。(ーー; それでも理想に少しでも近づくべく,これからも精進していくしかないわけですかね。 次は,天気が良ければ6/2に岡国かタカタか備北かを走る予定。岡国,タカタなら☆を卸します。 ◆メモ ・マスク着用はメガネ具合に影響あり,早めに装着すること。ミラーで確認のこと。 ・3速アップ操作に注意。 |
2014-05-24 20:56
2014/05/17 岡山国際サーキット [スポーツ走行の記録]
岡山国際 2014.5.17 レベル維持 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この夏に久々に鈴鹿を走るつもりでいて,最近はNCで鈴鹿を走った人のblogなんかをよく見ています。タイムを見て思うのは,直線もコーナーも岡国よりふた回りは上の高速コース,ノーマルではさすがに厳しいが,適正にチューンを進めればそれに応じて速くなるようだということです。 真夏なので現状2分45秒切りが初回走行の目標かなと考えています。 このタイムでも,それなりに攻めないと難しいと思う。呑気に5月6月を過ごしていては・・・ということで,走りたくなったのでこの日の予約を入れました。 最近,5/3のベストLap車載を攻め感があるなと気に入ってよく見ており,この走りを連続してできることが今のテーマだと考えています。今回もそれが目標で,タイムは57秒台を中盤までに出せば良しと。 台数を覚悟していましたが,行ってみると何故か5,6台しかおらず,朝イチなので路面状況も文句無しだし気温もそう高くはなく望外のいいコンディションでした。(次枠は2桁いたが) 車はダンパーを1段堅めにした以外は前回のままの状態です。 先頭で走行開始,ウォームLap後は1回絡んだ以外はもうフルクリア天国でした。 とはいえ,1stラップが2分フラだったのにはウーン。(前回は58秒台) まぁ感覚的に攻め切れていない感はたっぷりでしたが。 鈴鹿を想定して,3速コーナーでの限界走りを追求・・・いや2速でもON走行やらないとダメだ・・・視線・・・脱力・・・右足の微細なアクセルコントロールを・・・ そういったことを考えながら走ると,ギリ58台が出ました。 よし次は57入りだーと思ったときです。 1コーナーブレーキ中にプッと制動力が抜けた?ただ抜けたのは一瞬で直後には効きが戻ったのですが,ブレーキシステムに何かトラブルが起こったのは間違いない。 一体何が起きたのだろう。 次のアトウッドやヘアピンで手前からフルブレーキをしてみると,効くことは効くが制動力は7-8割といった感じでやはりおかしい。 そういえばパッドをチェックしていなかった!と思いだしました。実は昨日ブレーキ警告灯がつき,「あれ?パッド摩耗が進んでいるんだ。」と思ったのに,チェックする気すらなかったという失態。 まだ残山があるはずと勝手に思いこんでいたのでした。(>_<) パッドが割れたか,或いは剥離したか。はたまた冷却ダクトが損傷したか。。 これからどうしよう?走行中止はさすがに勿体ない。完全にブレーキが壊れたわけでもなく,8割方ブレーキなら問題無いし。 そこで,限界ブレーキは止めて,その代わりにコーナリング練習に集中しようと考えました。タイムはダメでも,限界コーナリングに近づく練習なら十分出来ますから。 それ以降は,1コーナー,アトウッドやヘアピンなどは早めにアクセルを緩めてゆとりブレーキングで進入するようにしました。集中練習するのは,コーナーで横グリップの余力を無くす=ボトムスピードと脱出スピードを上げるように走ることです。前回の留意点と同じ。 またアトウッドの2速走行も試してみました。が,途中で3速アップが必要と分かりすぐに断念。一方バイパーは3速抜けの方が良さそうと,走りを比較して感じました。 タイムは当然期待できないのでカウンターを見なかったのですが,中盤ふと見て57秒台に入っていることを知り驚きました。でもすぐに「ははあ,なるほど」と思いました。 進入を100%近く頑張ろうとすると,すべての操作がギリギリになり正確さが減じます。(本当にうまいドライバーはここが違うところ) それが進入制動を甘くできるならば,ターンイン時のスピード調整やステア切りのタイミング取りなどがやり易くなるのです。そうして,ブレーキの詰めができないロス分を補うほどの,限界コーナリングによるタイム短縮が実現されるというわけです。 実際,今日はアトウッドの脱出速度は前回より明らかに上でしたし。 9Lap目に57秒4が出たときはさすがにびっくりしましたが,路面,台数,湿度が好条件ゆえのタイムでしょう。86レースカーに倣ってヒーター全開で走り続けたことも一因かな。 感覚的には58秒レベルで,100%満足のいくコーナリングはまだまだでした。 終盤,8割ブレーキでも制動が不安(効かない・車体が暴れる)になったのでしかたなくクーリングを入れました。 しかしクーリングのおかげで,ブレーキが随分復活したことを感じました。 Wヘアでのアクセリングやマイクナイトの全開駆け抜けも功を奏したでしょう,ギリギリながら56秒台が出て本日3度目のびっくり。 次Lapは再びブレーキの効きが苦しくなってタイムダウンし,最終はアタックを断念して走行は終わりました。 それにしても今日はブレーキの具合が悪かったおかげで,ひと味違った練習走行となりました。 まったく「災い転じて福と成す」であります。 走行後,ブレーキを見るとダクトは問題なく,パッドがよくもまあというこんな状態。(^^; さすがに冷却ダクトどうこうの問題ではないな。 次回も岡国を走るつもりです。Z2☆はいつどこで卸すか?
◆メモ ・フロントに入るガレージジャッキは難しい。サイドジャッキでいくなら小型で十分か? ・曇りどめ試す ・ダンパーはF8/R9戻しで具合良し ・鈴鹿走行でも,限界ブレーキより安定した速いコーナリングを優先する手も有効か ・アトもバイパーも3速が良いだろう |
2014-05-17 16:57
2014/05/03 岡山国際サーキット [スポーツ走行の記録]
岡山国際 2014.5.3 新たなめあてで | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3日間も走れる機会があるGW,好天ということでこの日に1枠を予約しました。足りなければ当日追加で走ります。 タイム目標はさすがに57秒台と高望みはなし。無論,限界領域を高めると共に,できるだけ早く限界へ到達するスキルを身に付けるという,いつものめあてはあります。 タイヤは前後無印Z2ですが,リヤ側に劣化が進んでいる方を履かせました。前回とはバランスが逆というわけです。 道中,GSを2枠ギリギリ走れそうな量を勘で入れました。(結果的にちょうどぴったり)走行1時間前にサーキットに着くと,既にFカーやN車などで少ないピットが占められており,久々の露天となりました。 台数は20数台くらいとさすがに冬に比べて多く,クリアLapは少ないと予想。 実は,今回は新しいめあてをもって臨んでいました。それは,コーナー出口までコーナリング体勢を続けるように走るということです。 それがベストな走り方なのか,また最適のコーナリング状態とはどんなものなのか,まだ分かっていないので,その意味や理由は語りませんが,要はボトムスピードを高めるための考え方です。 走行開始となり,さっそくこのことを意識して走ると,初アタックLapで58秒台と悪くない。確かに正しいことかもと思いつつ,更に先を目指すのですが・・・やはり難しい。 それまでより高い速度で進入すれば難しくなることは当然。しかも,これまでの走り方が深く体に染みついており,変えるべき操作のタイミングや速さ,量がすぐに分かって実行できるわけがない。 タイムは中盤に57秒9をマークしましたが,やはり引っ掛かりが多いです。追い抜き・譲りシーンが半々ですが,ワンパスでも酷いときには1秒近く落ちているようです。 アトウッドの立ち上がり回転が前回より低く,最高速も若干落ちるのはしかたない。 ところで,限界コーナリングを目指していてふと気づいたのがアクセリングの問題でした。 以前から2速コーナーの限界領域が掴めていないことを気にしていましたが,コーナー速度のアップを試みていて,これまでアクセルの踏み方に気を配っていなかったことに今さら気づきました。 例えばWヘア2個目では,アクセルを待ち過ぎかと思い踏み方向でいくと,やはりリヤが流れようとします。これまでは恐る恐るONにしていただけだったことを,今日初めて認識した次第です。汗 そういえばセナには,セナ足という伝説的アクセリング技があったよなぁと思い出しました。 後半は赤旗が出たり,引っ掛かりLapばかりでしたが,バイパーとWヘアのアクセルワークに気を配った練習ができたと思う。 自己流ばかりでやっていると,当たり前のことに気づくのにも時間ロスがでかいです。。 また,ラインを外したらタイヤかすを盛大に拾ってしまったことも反省ポイントです。 2本目を走るかどうか迷いました。車を数えると35台くらいいたのです。 1本目よりクリア取りが難しいと思いながらも,これで終わるのはすっきりしないので走ることにしました。 タイヤエア圧を少々アップ。(後で思うにダンパーも1段強めてみればよかった) そして2本目は先頭でコースインします。引っ掛かりが減る保証は無いが,1Lapでも多く走れるはずという考えで。 タイムは気にせず,コース幅一杯のコーナリングと2速コーナーの微調整アクセリングに腐心して走りました。 特別意識はしていませんでしたが,進入ブレーキがだんだん奥になっていきました。リヤの制動力が安定したからできたのかも?(外したRパッドとローターが偏摩耗していた) 2本目の最高速が1本目よりアップしていたのも,ブレーキを奥へ詰めたおかげに違いない。 走り全般は,3速コーナーでは最終と1コーナーはまずまず,2コーナーとアトウッドがまだよく分からない。ヘアピンからバイパーまで2速で通してみると,やはり加速が少し上で良さげです。 そういえば,アトウッドで他車に絡んだとき2速のまま回ったら,2速のままで出口までいけそうなことに気づきました。(勿論5速車だから)いつか試してみようか。。 2速のアクセルワークは,まだまだです。リヤがムズムズしたり少し流れたりを感じながら走る。このことに慣れていくことが現レベルだと。 コース状態はやはり引っ掛かりがあるも,走りの流れ自体は悪くなく,クリアならタイムに結びつく感触を得ていました。 タイム的にベストだったのは,今日もまた最終Lap。(^^; 映像を見ると,2コーナーでパスロスを出ている状況でありながら,ヘアピンでは限界ブレーキができたほか,ヒーター全開&GS空っぽの恩恵もあってか,57秒6をマークできました。 得るところのあった2本目走行。やはり走って良かった。
2本目終盤でBESTになるというのは考えものですが,前回中盤がBESTで以降は落ちたことに比べて,一つにタイヤの前後バランスが良かったことがあるかもしれません。 そして2速コーナーでのアクセリング練習ができたのは,前回のタカタ走行で何とかコントロールできそうな自信を得たからです。とはいえ,Wヘア,リボルバー,バイパーで少々クネクネするわけですが,今はまだそうなってしょうがないと思っています。 フルブレーキングングは,ヘアピンではかなりのレベルになりましたが,1コーナーでは重いE46や34Zにズバッと行かれたので,もう少し練習して詰める余地はありそうです。 シフトはバイパー出口で1度しくってしまいました・・・意識していないと危ないな。 次回以降のポイント ・大きなR想定で進入速度維持コーナリングを今後も試す。 ・2速アクセリング練習を岡国以外でも。右足つま先のコントロールを。 ・ステア持ち替えは減少したが,まだ腕に力が入っているので注意。 ・シフトミスに注意。 ◆メモ ・MFは遠方MAXでほぼ良い ・Rスポ検討 |
2014-05-04 07:19