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前回走行を振り返って [車一般(~2015)]

フロントに新品,リヤが1度使用済みの四輪Z2☆,リヤの方が出やすいと走行前は思っていたのですが,中盤以降ミドルコーナーでアンダーが出たことが気懸かりです。

熱ダレのせいと思っていましたが,タイヤショルダーがこうなっていまして。
z2ho.jpg
トレッド面の接地が少なくサイド部を使いすぎな感じがします。
走り方のせいもあるかもしれませんが,ロールが大きくポジキャンになっているのではないかと考えられます。

これを解消するにはバネレートアップネガキャン付けがありますが,今はまだやりたくない。
公道では絶妙の心地いいバランスなんですよ。

しかしこんなに早くレートアップを迫られるとは思わなかった。
確かにモスSなどでこれまでより明らかにロールが大きかった。ハイグリップゆえでしょうけど。

取りあえず,次回はリヤ車高を上げて誤魔化してみることにしますか。
今度はリヤが出すぎて危ないかも知れないですが。

もう一つ,ローターのクラックがDC5時代並みに大きくなっていました。
roterh.jpg
特に右側が顕著。ダクト冷却の具合が左右で微妙に違うのかなあ。。
予備ローターがあるので交換すればいいとして,CCR-gパッドは攻撃性が強いと言っていいのかどうか・・・

2014/06/02 岡山国際サーキット [スポーツ走行の記録]

 岡山国際 2014.6.2   フロントにnewタイヤZ2☆で
NC1データー ブリッツZZ-R車高調(7/5kg) ノプロECU OS技研LSD EXEDY強化クラッチ Jet's強化ブッシュ ノプロトーコンキャセラー Greddyマフラー Nielexナックル&前後補強バー  前後CC-Rg 冷却ダクト ZII☆ 205/50-16 new/8分

四輪共Z2☆,それも貴重な平日休み(台数が少ないはず)ということで,BESTタイム更新を楽しみにこの日を待っていました。ところが,先日来30℃オーバーという暑さ,今回は昼枠なのでさすがにそれは無理。
これまでの経験からして,57秒前半がとりあえず目指すところとはじき出しました。これでも冬場なら55秒切りも期待できますから。

走り方は,今回は「徐々にブレーキを詰めていく」走法でいくことに。
最近は,序盤から100%の気合いでナイスなタイムを出してやろうという一心で,冷静に走れなかったのではないかと考えてのことです。

序盤からBESTな走りができる上手いドライバーに近づきたいという思いは今回は封印し,「所詮アマチュアが楽しみで走るのだから」開き直ることにしたのですよ。(^^;
また,限界100%ブレーキか,ゆとりブレーキかのどちらかという,デジタル思考に陥っていた面もあり,これらを改め,今回は30分の走行枠いっぱいの中で少しずつ限界を詰めていくわけです。
思えば,昔はこのスタイルが当たり前だったなー

徐々に詰めるといっても,高精度で確実に進めていくことはスーパー高難度。だから今回は一発屋でも構わないやと,とことん開き直ることにしました。苦笑


会場に着くと,ピットは岡山トヨペット(プリウスレースの練習だそうな)占有とFカー&カートで埋まっており,唯一誰も入っていない所があったので車を入れました。もしや・・・と天井を見ると案の定ツバメの巣が。車を糞の当たらない所へ動かしました。今日はチョウ(蛾?)も異常発生していたなぁ。

車両準備をすませたあと一通りパドックを歩くと,デカトー氏やノブ谷口がいました。S2や8,86を走らせるようです。
台数はやはり5,6台くらい。ただ気温は30度近いのでどうなるか。。

スーツを着込み,注意点を反すうしてコースイン。
体の力を抜いて,クールな頭でアトウッド進入速度を高く維持する。これが今回のテーマです。いやアトウッドは代表例であって,どこでも一緒なことは言うまでもありません。

しかし1LAP目にノブ谷口86が後ろから来て譲ったら,追い掛けたくなって力が入った。しかし余り離れないなぁと思うとタイムは2分フラ。やはり流していただけか。そのうちピットインして後はひとり旅となりました。

進入を緩めでコーナー速度を上げることに集中します。
しかし気温が高くパワーが落ちていることは明らか。スピードの乗りが鈍い。タイヤグリップはさすがにある感じですが,それをフルに引き出す前に,早くもタイヤのタレがきてしまいました。

前がnewなのにアンダーっぽさが出るんです。特にアトウッドと1コーナーがアウトへ出ていくので踏めない。
一方でマイクナイトは100%全開でもいけるようになりました。また2コーナーでもゼブラ乗りするコーナリングができたりもして部分的には悪くないのですが。

しかしタイムは序盤から58秒台のオンパレード。
初っ端からヒーター全開で,その代わり窓も全開にして走っていましたが,窓を閉めてみることにしました。
こりゃ暑い!しかし裏ヘア激進入を一発かましたおかげか窓閉めの効果もあったか,何とか58秒前半。あと1秒か。。
さすがにここでクーリングを入れることにしました。

次Lapはタイヤをうまく使えずアンダーっぽい走りでだめ,そこで進入の姿勢作りを腐心したら,かろうじて58秒を切ることができました。
再度クーリングを入れるか迷いましたがアタックを続行。しかし,暑さで体にしびれが来たというヤバイ状態に。何とか耐えて微更新するも,これが限界で最終Lapは人間も車もタイムもダウンです。
熱中症手前だったような。(^^; クールベスト持ってくりゃ良かった。

走行直後のエア圧は2.4と予定通りだったので,後半のは熱ダレでしょう。


2本目はスーツを着ない考えもチラリと浮かびましたが,練習の一環としてやっぱり着用することにしました。
あとコンマ5なら必ずいけるだろうと期待し,走行開始です。

ブレーキはゆとりをもたせてコーナー速度を高く,そして大きなRを描くようにする。
この枠は3LAP目から窓全閉&ヒーター全開でいきました。徐々にタイムは短縮し,58秒フラまで辿り着きましたが,その次はグリップのタレを感じ,タイムもダウンしたのでクーリング。
ただしこの程度ではタイヤ復活は無理です。むしろ運転手のクーリングに良かったナ。

ミドルコーナーでアンダー流れを出さないよう気をつけて走ります。何とか57秒台をマークしました。あとコンマ5ならいけるはず。
いよいよ終盤。

ところが,ここで33Rに追いついてしまいました。初心者のようでコーナーはかなり遅いが直線が速いので抜けない。譲ってくれる気配も無いので,間合いをとるべくクーリングLapを入れました。

さあアタック再開。と思いきや,1コーナーでどわーとアウト縁石ギリギリまでふくらみヒヤリ。
更にアトウッド立ち上がりもアウトゼブラに乗ってしまうほどふくらんだので慌てました。以前,似た状況でスピンしたことがあったのです。
何とかステア操作でなだめて無事でしたが,タイムアタックは失敗。
時間的に次が最後か。。
こりゃ今回はダメかなという思いも頭をよぎりましたが,最後まで集中して頑張ろうと決心しました。

最終Lapの2コーナーは,これまでになかった走りでした。
かつてDC5時代にまれにあった,レールに乗ったような前半コーナリングでスピード乗せに成功。「これ,イイかも?」と思いましたよ。
しかし,大事に行きたい続くアトウッドでは,やはり前回の走行時よりも脱出時が百~百五十回転低く,今ひとつな感じ。また,リボルバー・バイパー・Wヘアもこれまでの壁を越えられませんでした。

マイクナイトと最終はまずまずだったと思いますが,タイムは全然期待できず,赤信号に「ああ終わったな」と思ったのですが,カウンターを見ると57秒28!
コンマ5縮めて目標どおりのタイム達成!しかも一発屋のおまけ付き!苦笑

どこが良かったんだろうと家に帰って車載を見ると,2コーナーと最終が良かったようです。共にインゼブラ,アウト縁石をしっかり使っている走りでした。
できれば暇なときに区間をとって検証してみたいものです。ともあれ,やれやれな一日でした。(;^^A


タイム 最高速ほか タイム 最高速ほか
in-1 - GS4/5 Fより3M下 in-1 -
2 2'00"72 167km/h 2 1'59"63 165km/h
3 1'59"48 165 3 1'59"47 166
4 1'58"79 166  4 1'58"54 166 14:01
5 1'58"86 165 12:43 5 1'58"17 165 14:03-
6 1'58"77 166 12:45 6 1'58"08 166 14:05-
7 1'58"23 167 12:47 7 1'58"24 166 14:07-
8 1'58"43 165 12:49 8 cool -
9 cool 9 1'57"86 167 14:11-
10 1'58"52 166 10 - 167 大loss
11 1'57"97 168 11 cool   間合い取り 
12 1'57"92 166 12 cool 1&アト失敗
13 1'58"49 165 12:59 13 1'57"28 166 14:20-
out - GS1/2強 out - GS Eより3M弱上
気温29℃(和気)

この記事の最初の部分は前日に書いたもので,高気温・ハイグリップによるプラスマイナスを見込み計算すると57秒3という数字が出ていました。これほど想定ぴったりなことは珍しい。
ただアベレージを考えるととても喜べませんねえ。

Z2無印中古の走りに体が馴染んでいて,新品☆タイヤのグリップ力を掴み切れていないことが一因でしょう。
また,今回は車の動きで気になるところもありましたし,要メンテ・チューンを感じた部分もあります。走り方の反省にプラスして,これらのことも含めじっくり整理し,今後にいかしていきたいと考えています。

次は真夏の8月に走ります。(もしかするとその前にも走るかも)


◆メモ
・左上腕裏側の筋肉が痛む
・ローター要交換

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