2014/02/22 岡山国際サーキット [スポーツ走行の記録]
岡山国際 2014.2.22 今季最高の走りを | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前回は,路面が冷えすぎという事に気持ちが逃げ方向となり,実にぬるい走りでした。映像からそうと分かる。 今回は,最初newタイヤでの走行を考えていましたが,前回と同じ条件で走ってみたい,またブレーキに不安を抱えたままでnewタイヤアタックは勿体ないと考え,中古205Z2で走ることにしました。 パッド残量も1本なら大丈夫と確認。 前回リヤが出そうな危うさがあったので,リヤ車高を1ターン落として元の車高バランスにしました。ダンパーは街乗りから3段固めにセット。 最近,高速道での通行止めトラブルが連発して心配になり,いつもより早めに出発したので余裕の準備時間でした。 久しぶりの午後枠,気温は低めなれど晴れて路面は大丈夫です。台数も10台も居ない模様。 LapカウンターがAUTOモードではやはり作動しないと確認されたので,マニュアルモードに切り替えてアタックを開始。 その日の 調子の善し悪しは入りのタイムでほぼ分かるもの。 温め後の初Lapこそ2分フラでしたが,次は58秒フラとまずまず。感覚的にも,ミドルコーナーで限界に近づいていることを感じました。 1コーナーでアクセルを開けられないスピードで進入し,リヤが一瞬流れてカウンターを当てたほどでしたから。 その後は,タイミング悪くフルクリアとならず,57秒台半ばの走りでした。 やはりブレーキのフワフワ感が出だしたので,しょうがなくク-リング。 復帰後,パッドのカッチリ感が戻ってきて,攻めの走りが少しできました。タイムも56秒後半に入ったようで良かった。 次Lapは,2箇所でパスロスをしましたが,それでも57秒半ばとまずまず。 しかし後で思うに,引っ掛かったならクーリングLapとすれば効率が良かったか。単にタイムを出す目的ならば。 ミドルコーナーでは,リヤも落ち着きダンパーもしっかり効いて良い感じです。アトウッド脱出回転がこれまでより高いことでもそれが分かる。 最終コーナーでも,スピードに乗って曲がり込む,いい感触を得たときが2度ほどありました。 縁石に乗っても暴れることは無くなり,ブッシュ強化の効果が確認できました。 課題は,インフィールドのアクセル開けのためらいか。これまでと同様に。 ここらは少しずつ試していくしかない。まだリヤ流れへの警戒心が強く,実際Wヘアでアクセルを思い切ってオープンにしたら流れて緊張してしまいました。 最後となるクーリングの次のアタックLapでは,タイヤがたれてきたように感じましたが,それでも56秒9。 もう少しいけるぞと集中力を高めます。が,妙なワンボックスに引っ掛かってしまい,思い切ってクーリングに切り替えました。そう,最終Lapでブレーキを限界まで詰めるためにです。 しかし,表ストレートに戻ると赤シグナル。さすがにガックリして走行を終えました。 映像からのタイム拾い
1本の走行でベストに近いタイムを出すことができ,落胆の前回から復活した感じですが,ECUとブッシュチューンによるプラス効果を考えれば,56秒2-3くらいは出したかったです。 リヤ車高を下げ,リヤホイールも8Jにしたことで安定感が出たことは良かった。やはり,安心してフルアタックできる車作りは欠かせないことだと確信しました。 その意味では,ブレーキ冷却ダクトを装着するまで,newタイヤを温存することにしたのは正しかったと思います。 次回のnewタイヤによる岡国走行は,3月末になる見込み。気温的には不利ですが,各種コンディションを整えて2枠をフルに走れば,55秒台に入れることも可能だと信じています。 その前にタカタでアタックするかも?まだ205中古タイヤがそこそこ使えそうなので。 ◆メモ GSメーターの正確度に疑問。G/Sを5L入れても針が動かず。中央から1/2メモリ下で走行開始,走行終了後に3目盛り分残るも,高速道を帰る途中に最終目盛りを下回ってしまった。 |
2014-02-22 20:48
NC 電装系チューン [NC・NBチューン]
1 ノプロECU (M'zチューン+α+電スロ対応MAP)
スピードリミッターカットのためだけに数万円も出すなら,7000から7500回転へのリミットアップ,MAP変更による電スロもたつき対応,若干のトルク/パワーアップも果たしているということで,本ECUを購入した。
実はshopサイトでは約8馬力アップとされているものの,付けた人のインプレを読むとよく分からないという声が結構あったので少々心配していた。それが実際にチューンECUを装着して走ってみると,3千回転以上で明らかにトルク/パワーアップしているという感触を得たものの,体感というのは何とも信用しにくい。
そこで,take3的にお馴染みの実走テストで数値を出してみた。(パワーチェックはお金が掛かるので)
◆3速ホールドでの5000→7000回転の所要タイム
直線路を2回往復,計4回計測した。(もちろん非一般公道)復路のタイムがいずれも落ちているのは道路の傾斜によるものだろう。
条件的には,ECUチューン後の方が気温が5℃低かった点,オイルが新品である点でやや正確さを欠くが,そのことを差し置いて理論上の計算をしてみると,
◯加速力は4.8%向上した。
◯500mの直線を走ると,タイムは0.16秒短縮される。
という数値が導かれた。
ささいな向上と思うかもしれないが,3.7キロある岡国ではコンマ何秒の短縮になるだろうか。 測定条件差を加味しても,間違いなくパワー/トルクアップしたと言える。
また,発進時等の極低速域での不快なギクシャク感が軽減されたこと,500回転ぶんのリミットアップによるメリットもあり,ECUチューンは正解だった。
※助手席足元にあると思いこんでいたCPが,エンジンルームにあったのでびっくり。
【参考】 2は二乗を示す
◯加速度=(終速-初速)÷時間
◯at2+2Vt-2L=0 加速度=a(m/s2),時間=t(s),初速度=V(m/s),距離=L(m)
スピードリミッターカットのためだけに数万円も出すなら,7000から7500回転へのリミットアップ,MAP変更による電スロもたつき対応,若干のトルク/パワーアップも果たしているということで,本ECUを購入した。
実はshopサイトでは約8馬力アップとされているものの,付けた人のインプレを読むとよく分からないという声が結構あったので少々心配していた。それが実際にチューンECUを装着して走ってみると,3千回転以上で明らかにトルク/パワーアップしているという感触を得たものの,体感というのは何とも信用しにくい。
そこで,take3的にお馴染みの実走テストで数値を出してみた。(パワーチェックはお金が掛かるので)
◆3速ホールドでの5000→7000回転の所要タイム
往路1回目 | 復路1回目 | 往路2回目 | 復路2回目 | 平均値 | |
ECUチューン前 | 6.00秒 | 6.20秒 | 6.07秒 | 6.23秒 | 6.12秒 |
ECUチューン後 | 5.73秒 | 5.97秒 | 5.70秒 | 5.97秒 | 5.84秒 |
直線路を2回往復,計4回計測した。(もちろん非一般公道)復路のタイムがいずれも落ちているのは道路の傾斜によるものだろう。
条件的には,ECUチューン後の方が気温が5℃低かった点,オイルが新品である点でやや正確さを欠くが,そのことを差し置いて理論上の計算をしてみると,
◯加速力は4.8%向上した。
◯500mの直線を走ると,タイムは0.16秒短縮される。
という数値が導かれた。
ささいな向上と思うかもしれないが,3.7キロある岡国ではコンマ何秒の短縮になるだろうか。 測定条件差を加味しても,間違いなくパワー/トルクアップしたと言える。
また,発進時等の極低速域での不快なギクシャク感が軽減されたこと,500回転ぶんのリミットアップによるメリットもあり,ECUチューンは正解だった。
※助手席足元にあると思いこんでいたCPが,エンジンルームにあったのでびっくり。
【参考】 2は二乗を示す
◯加速度=(終速-初速)÷時間
◯at2+2Vt-2L=0 加速度=a(m/s2),時間=t(s),初速度=V(m/s),距離=L(m)
2014-02-18 20:07
NC タイヤ/ホイール [NC・NBチューン]
1 マツダ純正ホイール 3種類
◆NC前期純正アルミホイール 6.5J-16 +55mm 実測6.8kg
車購入時に着いていたもの。軽量で,デザインもなかなか良いと思うが,ホイールハウスからかなり奥まってしまう。
フロントがNC,リヤがRX-8の純正ホイール
◆RX-8(SE3P)純正アルミホイール 7.5J+50mm 実測8.2kg
NC純正よりもリム幅が1インチ広いので走行性能向上が期待でき,また中古を安価に入手できる。
ただしバランスウエイトの貼り方に気をつけないと,ブレーキや足回りパーツに接触する心配があるので注意。
購入した製品の1本が,バランスウエイトをたくさん必要とした点が気になったが,実走行では問題は感じなかった。
◆RX-7(FD)後期純正アルミホイール 8J+50mm 実測7.0kg
NBホイールと同じく,梨地仕上げのENKEI製軽量ホイール。RX-8ホイールよりも4本で5kg近く軽くなり,リム幅は225/45タイヤに合いそうな8J。
調べていて,NCに履くと1cmはみ出たという記事があったが,ネガキャンが付いている僕のNCではこんな感じで,まだまだ余裕がある。これは205/50タイヤだが引っぱり具合もいい感じ。掃除もやりやすい。
ただ,デザイン的にNCやRX-8よりも古めかしい点がネックだ。
RS系は17インチだが,スポークが長いRX-8ホイールを履いてみると,16インチでちょうどいいバランスじゃないかと思える。格好良くて軽量な社外ホイールもあるが,お金が勿体ないので当分はマツダ純正でいくことになるだろう。
◆NC前期純正アルミホイール 6.5J-16 +55mm 実測6.8kg
車購入時に着いていたもの。軽量で,デザインもなかなか良いと思うが,ホイールハウスからかなり奥まってしまう。
フロントがNC,リヤがRX-8の純正ホイール
◆RX-8(SE3P)純正アルミホイール 7.5J+50mm 実測8.2kg
NC純正よりもリム幅が1インチ広いので走行性能向上が期待でき,また中古を安価に入手できる。
ただしバランスウエイトの貼り方に気をつけないと,ブレーキや足回りパーツに接触する心配があるので注意。
購入した製品の1本が,バランスウエイトをたくさん必要とした点が気になったが,実走行では問題は感じなかった。
◆RX-7(FD)後期純正アルミホイール 8J+50mm 実測7.0kg
NBホイールと同じく,梨地仕上げのENKEI製軽量ホイール。RX-8ホイールよりも4本で5kg近く軽くなり,リム幅は225/45タイヤに合いそうな8J。
調べていて,NCに履くと1cmはみ出たという記事があったが,ネガキャンが付いている僕のNCではこんな感じで,まだまだ余裕がある。これは205/50タイヤだが引っぱり具合もいい感じ。掃除もやりやすい。
ただ,デザイン的にNCやRX-8よりも古めかしい点がネックだ。
RS系は17インチだが,スポークが長いRX-8ホイールを履いてみると,16インチでちょうどいいバランスじゃないかと思える。格好良くて軽量な社外ホイールもあるが,お金が勿体ないので当分はマツダ純正でいくことになるだろう。
2014-02-17 21:02
2014/02/11 岡山国際サーキット [スポーツ走行の記録]
岡山国際 2014.2.11 チューン効果を期待 | |
チューンの効果を早く確かめたく,でも予約は危険だったので,前日と朝に路面状況をTELで確認し,岡国へ行ってきました。 タイヤは前回の古Z2ですが,ECUやブッシュの効果でBEST更新,あわよくば55秒台入りも夢見ての出走です。 着いてコースを見ると,完全ドライという感じ。(前日は雪解け水が2箇所で流れていたそう) そして,上の砂利駐車場が舗装化されていました。パイロンコースの練習会なんかできたらいいな。 ピットへ行くと大型トレーラーがずらりいて,明日・明後日とGTカーの合同テストのようです。 さてどこに止めようか見ていると,見覚えのある車が。 僕と同じくチューンと気温効果を期待してきた某人でした。しかし話を聞くと,1本走り終えたが何と2秒もタイムが悪くなったと!これを聞いて,走るのを止めようかとさえ考えました。恐らく路面が冷え過ぎなんでしょう。 それでも体は勝手に準備を進めていたし,かつては真冬にバシッとBESTを更新してきたことを思い,1枠だけなので走ってみることにしました。 走行前に某人が詳しい人に聞いたところでは,やはり路面温度が低すぎて,ラジアルでは十分温まらないだろうということ。特にFRは前輪が。ダンパー減衰やエア圧を低くして対応するしかないらしい。 そこで減衰は岡国標準より2段ソフトな街乗りのまま,冷間2.0弱で走ることにしました。 台数は一桁で文句無し。コースインして,前タイヤの温めを意識して走行開始。 あれ?Lapカウンターが作動しない?ウォームしながら確かめると,AUTOモードではだめのようで,マニュアルに切り替えました。まあ後でカメラ映像でタイムは取れる。 3LAP目からアタックに入りましたが,カウンターでタイムが取れたのは5LAP目くらいから。こりゃ58秒台くらいかと思ったら,実際そうでした。確かにグリップ感が弱い。 いつものごとく慎重に,少しずつ詰めていきます。 が,57秒台に入らない。 進入が甘いこと,アクセルの開け具合が足りないことは自覚していましたが,どうにも吹っ切っていけない感触があります。 ダンパーが柔らかめでロール感が大きいこともある。 後半には,走りを詰めていくと訪れる,ブレーキの熱限界が来てしまった。(>_<) しかたなく,1Lapクール・2Lapアタックに切り替えます。 加えてリヤタイヤのスライドが襲ってきました。速度やアクセル開度を少し上げていこうとしたら,リヤが流れる気配が出てきたのです。 気配というのは,たぶん足回りを固めて挙動が感じやすくなったからだと思う。 この点NB6では,感知は鈍いが大きく流れても十分にリカバーが出来るから,身構えることも無いという状態だったけれど,NCでは「こりゃやばい」と身構えて,そこで安全圏に戻ってしまうわけです。 特に,2コーナー入り口とWヘア2個目で顕著。2コーナーはリスキーですからとても踏めない。。。 原因として,タイヤかすを多く拾ったからかも?前回同様,走行中に振動やゴーゴー音が出たので。(帰りの高速では,バチバチと盛大に音を出して飛び散った) 或いは,リヤタイヤのタレによるものかもしれない。 そのうち,最終でNAロドがグラベルに飛び出し,早めに走行が終わるか?と少々焦りました。 やはりダンパーをもう1段固めていれば・・・と気持ちが車のせいにしたり。。 いやミドルコーナーで踏み切れないなら,インフィールドを頑張ってみよう。 今回,レブリミットを上げたので2速のままいける区域が増えたものの,エンジンが勇ましくなったぶんコーナリングがほんとに限界なのか?と疑心暗鬼になる状況が出ました。 シフト操作は楽になったものの,横G限界が掴め切れない感じなのです。 ここらは,もっと走り込まないと分からない。 そう,本当はもう1本走りたかった。 結局,58秒フラ前後で走行は終わりました。 NCにして初めての予定外のタイム落ちでガックリです。 ビデオ映像によるタイム計測結果 ・BESTは中盤の1分57秒89 ・終盤は58秒半ばに終始 ・最高速173km/h 気温3℃(和気) タイム結果は,BESTが1秒2落ち,終盤の遅さはリヤのグリップ低下で走りを抑えてしまった為のようです。 某人も2本目も1.5秒落ちだったということで,やはりコンディションがよろしくなかったか。 しかしタイムダウンしても,ロムチューンによるアップ幅はあったはず。 事前の加速テストの結果からも,ブレーキが甘かったのに最高速が173km/hであったことからも,そう言えます。 一方,ブッシュチューンの効果は,最終の縁石に乗ったとき,それまでどこかへ吹っ飛んでいきそうな不安感が減じられたことで実証されました。(リボルバー後の縁石乗りではまだ不安定な面があったが) 今回の走行では,寒ければいいものでもないと納得しました。 以前,ポルシェ乗りたちに,「寒すぎるとタイムが出ない」と言われていましたが,インテの時代は極寒期にBESTを出せていたので,疑問に思っていたのです。 しかしそれは,温まれば絶大なグリップを出せるSタイヤ,しかもFFだったからでしょう。 FR+ラジアルでは,言われた通りだったということ。路面が陽光を浴びる晴れであれば,タイムもまた変わったのでしょう。 また次の機会を待って,55秒台を目指します。 ◆メモ ・ブレーキ強化は急務。 ・リヤ車高1ターン上げは良くなかった。次回は戻す。 ・カメラ位置は改良されたが,左右の傾きは要修正。 |
2014-02-11 18:45