岡山国際サーキット 2012/09/22 [スポーツ走行の記録]
岡山国際 2012.9.22 久しぶりにDC5でサーキット走行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆NB6かDC5か ミニコースでドリフトをしたり,ストリートを走ったりするぶんにはDC5より断然楽しい,NBロードスター。 しかし国際サーキットでは,遅さは覚悟の上でも速い車に気を遣わされることが多く,ハンドリングの楽しさも特に感じられなかった。ナチュラルでスムーズではあるけれど。。。 では久々にDC5インテで走ったらどう感じるだろうか?また,速さは維持できているのだろうか? 本来は10~11月に復帰するつもりだったが,NBとの差を早く知りたく,この日DC5で岡国を走ることにした。午前中は墓参だったので,午後最後の1本のみ。 翌日が86フェスティバルでたくさん86(AEの方)が来ていると思ってはいたが,多くが積車を伴いパーツ等もフル装備なものだから,ピットは満杯。(軽car占有走行会もあったし) 当然に露天駐車となったが,タイヤも1本だけで荷物は少なく問題なし。またシートベルト調整とナンバー外し,ゼッケン貼りくらいしか作業は無く,非常に楽ちんだった。 大盛況なパドック。 HV取材班やドリキンも来ていたよ。 ◆走行 AE86専用枠にはさまれたOIRC枠の参加車両はというと,GTRやらポルシェ,インプにホンダ車など速そうな車がほとんど。遠征の86も走っているから,NBロドだったら厳しいだろう。 先頭でレーンに並ぶと,緊張感に包まれる。懐かしい感覚だ。 温度も高いので,インラップから結構とばす。しかし後ろの35GTRがパシューと裏ストレートで抜いていく。 2LAP目からアタック。たちまちに,エンジンの力強さ,ボディのがっしり感,ロールの少なさ,シフトの軽快感を感じた。サーキットまでの道中の凹凸路面で,ステアが暴れ不快だったのとは対照的で,「こういうサーキットが,この車の本籍なんだな」と強く感じた。 そして,これまで気づかなかった,タイヤの微妙なグリップ感や車の動きが感じられ,おやっと思った。 これはロドでしばらく走ってきたからだろう。 ドライバーとして鍛えられたというか,NBに馴染んだゆえ,車の違いがはっきりと体感できたということだろうか。 いずれにしても,引っ掛かり無しの3Lap目に,今日の最低目標としていた55秒切りをあっさり果たしたことが,車の限界領域が前よりも早く分かるようになった証しではないかな。 ただ,そこからもっと先へと思うも,タイムには現れず。特にN1仕様のDC5の後追いをしたときは,体感では1秒は短縮したと思ったんだけどなー(>_<) とりあえずタイヤのタレかも,と考えてクーリングに入った。 ◆後半 暑いが窓を全閉にして後半アタックに入る。 マシンの方は,ちょっとブレーキに甘さが出たことと,シフトミスに気をつければ,他は問題なし,快調。 タイヤの鳴きレベルが低いのがちょっと気になったが,脱力していればアウトへの流れ具合も結構分かる。 そして一気に53秒台へ!さすがに嬉しいぜ。 ただ,Wヘア1個目進入ブレーキでマシンがふらつく挙動が発生。次の周回は一瞬,コースから飛び出す!と思うほど。 他の場所では全然問題はないので路面異常?Wヘア途中でSW20が止まっているのでよく見ると,オイルラインが路面にあった。なるほどこれか。 ここだけは安全優先で走ったが,他はイケイケ状態。 アトウッド脱出でゼブラまではみだしたときはヒヤリとしてステアを戻さざるを得ないミスもした。(5年前にゼブラにリヤが乗ってスピンした箇所なのである) 猛烈に速いレーシングポルシェに譲ったLapを即クーリングに切り替え,その次に53秒フラットを叩き出した。 「よーし52秒台めざすぞー」 しかし,惜しくもクーリングマシンに絡んでしまう。(>_<) 時計を見るとこれで終わりか・・・しかし一縷の望みを託してマイクナイトから全開するとレッドシグナルじゃない! 最後なのでヒーター全開とした。 ヘアピンでは本当にギリギリレベルまでいけた。(最高速がこのLapだけ2-3km/h高い)最終も前半ターンイン,全開脱出ができて,どうか!と期待したが惜しくもベストに届かず。 わずか1枠走行だったが,汗だくだくで疲労感も出たよ。
最高速187km/hはタイヤ補正で189km/h。 気温推定26℃ ◆考察◆ 53秒07が春秋のラジアルベストだったと知ったのは家に帰ってからのこと。 ロドに馴染んでインテの走り方ができないのではという心配は杞憂だったどころか,車のことが若干ではあろうが,より深く分かった気がする。 ロドで一生懸命走りを磨いてきたことはプラスになったということだな。 荷重の掛け具合(ブレーキ・アクセル)とステア操作のタイミング・速さをどう絡めてうまくコーナリングできるか,まだ先の世界が待っていることも確かです。 やっぱり,DC5インテRはこういうコースだと走らせて気持ちいい。 ただし,タイムが出たからそう思えるのかもしれないが。 速いから楽しい,遅いから楽しくない。そうなのか? タイムへの固執は良くないと分かっていても,捨て切れきれません。捨てる必要は無い? あーまた堂々巡り。(>_<) タイムに関係なく,高速コースでのインテの良さを再確認することとなった今日の走行。 帰路中,やっぱり両車とも手放したくないよと思ってしまいました。以前よりも強く。・・・嘆息・・・ ■メモ 体力トレーニング効果は少しはあった。 軽量化・添加剤チューンは? 245/40 |
2012-09-22 21:12