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備北 2013/05/11 [スポーツ走行の記録]

今日は5月最後の走れる機会ということで,またまた備北へ行ってきました。

朝は雨模様ですが,すぐにやむはずと見越してやや遅めに出発。
しかし現地に着いても雨は一向に止む気配無し。
もう走らずに帰ろうか?とさえ思いましたが,受付で尋ねるとかなり台数が少ないので,まあ練習になるかと思い入場しました。
来週はSL大会があるので多いと覚悟していたのですが,この日はMAXでも12台と少なかったです。

さて,練習ということでウエットコンディションですがコースイン。が。全くコントロールができません!
フロントがガガガ~とアンダーで流れるかと思うと,コーナー出口でキュゥ~とスピンしたりと。
特に,リヤの流れが制御不能。スライドが始まってステアとアクセルで流れ方を調節しようと試みるも,流れがそのまま止まらずどうにもならないんです。(>_<)
ヘアピンですらスピンの嵐でした。
しかも,土手に突っ込むー!とクラッシュ寸前の危ういスピンも3回ありました。

それでも,減衰力やエア圧をウエット向けに調整し,アクセル開度で何とかしようと何度もコースインしたのですが,やはりダメ。(アンダーを抑える走りに集中すべきだったか)
アンダーかリバースどちらかとなり,ニュートラルで走れる「幅」が極端に狭い感じでした。
くじけそうでした。(*_*)

ただ,中山のウエット走行時に,思いのほかコントロールが難しいと思った経験があり,車両の特性もあるはず。単にドラテクの未熟さだけじゃないでしょう。
機械式LSDの有無はウエット路面では影響が大きいし,タイヤの劣化も大きいはず。

もう帰ろうかという弱気を抑え,昼食を買いに出て戻った頃には雨も上がり,徐々に路面が乾いてきました。
セミウエット状態で走ったところ,フルウエットとはずいぶんと挙動が違いました。コントロールできる!

弁当を食べ終わった頃,ほぼドライ路面になっていました。
さっそく勇んで出走すると,いいじゃないですか!(^^)
ウエットでのドタバタぶりは何だったんだ?と唖然とするほど,普通にスライドしながら走れました。

前回の課題についても,ドリフト状態の維持が少しは上手くできたと思います。
・2コーナー終盤の過大なスライドが抑えられた。
・ヘアピン出口を流しすぎずに脱出できるようになった。
・左直角では50%の確率でブレーキングスライド状態に持ち込めた。
・最終コーナー中盤にリヤスライドに持っていく走りができた。ただしコーナー終盤はビビってグリップに終始した。

何より,ドライではスピンは1回だけというのが良かったです。

この,まるで車が変わったような走りの差は何なんだ?
ウエットで苦闘したぶんドライが平易に感じられたのか。
車(タイヤ)の特性がウエットでは破綻し,ドライで生きるものだったからか。
どちらもあるということにしておきます。

タイムも取りました。
序盤は53秒前半,終盤は52秒後半がアベレージで最高速は109km/hでした。
何と前回よりコンマ5秒速く走れていました。(^^)v

午後には,更に減衰をいじったり,フロント車高を1ターン上げて水平にしたりと,これまでにないセッティング試行もやってみました。
水平姿勢は良かったと思います。アンダーが出るのではなく,リヤが落ち着いたような感じがしました。

最後は,前後タイヤを入れ替えて走りました。
果たしてリヤが出すぎる傾向もありましたが,特に大きな問題はなし。
これがタイヤ銘柄が変わったりすると,面倒なことも起きるんだよねぇ。
前後バランスの大切さを再確認できました。

こんな具合で,久々に満ち足りたサーキット走行として終えることができました。

備北 2013/05/06備北 2013/06/03 ブログトップ

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