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2014/02/11 岡山国際サーキット [スポーツ走行の記録]

 岡山国際 2014.2.11   チューン効果を期待
NC1データー ブリッツZZ-R車高調(7/5kg) OS技研LSD ノプロECU Fロワアームブッシュ強化 トーコンキャセラー グレッディマフラー ナックル&前後補強バー  パッドHC+ タイヤZII 205/50-16 2-6分

チューンの効果を早く確かめたく,でも予約は危険だったので,前日と朝に路面状況をTELで確認し,岡国へ行ってきました。
タイヤは前回の古Z2ですが,ECUやブッシュの効果でBEST更新,あわよくば55秒台入りも夢見ての出走です。

着いてコースを見ると,完全ドライという感じ。(前日は雪解け水が2箇所で流れていたそう)
そして,上の砂利駐車場が舗装化されていました。パイロンコースの練習会なんかできたらいいな。
ピットへ行くと大型トレーラーがずらりいて,明日・明後日とGTカーの合同テストのようです。

さてどこに止めようか見ていると,見覚えのある車が。
僕と同じくチューンと気温効果を期待してきた某人でした。しかし話を聞くと,1本走り終えたが何と2秒もタイムが悪くなったと!これを聞いて,走るのを止めようかとさえ考えました。恐らく路面が冷え過ぎなんでしょう。
それでも体は勝手に準備を進めていたし,かつては真冬にバシッとBESTを更新してきたことを思い,1枠だけなので走ってみることにしました。

走行前に某人が詳しい人に聞いたところでは,やはり路面温度が低すぎて,ラジアルでは十分温まらないだろうということ。特にFRは前輪が。ダンパー減衰やエア圧を低くして対応するしかないらしい。
そこで減衰は岡国標準より2段ソフトな街乗りのまま,冷間2.0弱で走ることにしました。


台数は一桁で文句無し。コースインして,前タイヤの温めを意識して走行開始。
あれ?Lapカウンターが作動しない?ウォームしながら確かめると,AUTOモードではだめのようで,マニュアルに切り替えました。まあ後でカメラ映像でタイムは取れる。

3LAP目からアタックに入りましたが,カウンターでタイムが取れたのは5LAP目くらいから。こりゃ58秒台くらいかと思ったら,実際そうでした。確かにグリップ感が弱い。
いつものごとく慎重に,少しずつ詰めていきます。

が,57秒台に入らない。
進入が甘いこと,アクセルの開け具合が足りないことは自覚していましたが,どうにも吹っ切っていけない感触があります。
ダンパーが柔らかめでロール感が大きいこともある。

後半には,走りを詰めていくと訪れる,ブレーキの熱限界が来てしまった。(>_<)
しかたなく,1Lapクール・2Lapアタックに切り替えます。

加えてリヤタイヤのスライドが襲ってきました。速度やアクセル開度を少し上げていこうとしたら,リヤが流れる気配が出てきたのです。
気配というのは,たぶん足回りを固めて挙動が感じやすくなったからだと思う。
この点NB6では,感知は鈍いが大きく流れても十分にリカバーが出来るから,身構えることも無いという状態だったけれど,NCでは「こりゃやばい」と身構えて,そこで安全圏に戻ってしまうわけです。
特に,2コーナー入り口とWヘア2個目で顕著。2コーナーはリスキーですからとても踏めない。。。

原因として,タイヤかすを多く拾ったからかも?前回同様,走行中に振動やゴーゴー音が出たので。(帰りの高速では,バチバチと盛大に音を出して飛び散った)
或いは,リヤタイヤのタレによるものかもしれない。

そのうち,最終でNAロドがグラベルに飛び出し,早めに走行が終わるか?と少々焦りました。
やはりダンパーをもう1段固めていれば・・・と気持ちが車のせいにしたり。。

いやミドルコーナーで踏み切れないなら,インフィールドを頑張ってみよう。
今回,レブリミットを上げたので2速のままいける区域が増えたものの,エンジンが勇ましくなったぶんコーナリングがほんとに限界なのか?と疑心暗鬼になる状況が出ました。
シフト操作は楽になったものの,横G限界が掴め切れない感じなのです。
ここらは,もっと走り込まないと分からない。

そう,本当はもう1本走りたかった。 結局,58秒フラ前後で走行は終わりました。
NCにして初めての予定外のタイム落ちでガックリです。


ビデオ映像によるタイム計測結果
・BESTは中盤の1分57秒89
・終盤は58秒半ばに終始
・最高速173km/h
 気温3℃(和気)

タイム結果は,BESTが1秒2落ち,終盤の遅さはリヤのグリップ低下で走りを抑えてしまった為のようです。
某人も2本目も1.5秒落ちだったということで,やはりコンディションがよろしくなかったか。

しかしタイムダウンしても,ロムチューンによるアップ幅はあったはず。
事前の加速テストの結果からも,ブレーキが甘かったのに最高速が173km/hであったことからも,そう言えます。
一方,ブッシュチューンの効果は,最終の縁石に乗ったとき,それまでどこかへ吹っ飛んでいきそうな不安感が減じられたことで実証されました。(リボルバー後の縁石乗りではまだ不安定な面があったが)

今回の走行では,寒ければいいものでもないと納得しました。
以前,ポルシェ乗りたちに,「寒すぎるとタイムが出ない」と言われていましたが,インテの時代は極寒期にBESTを出せていたので,疑問に思っていたのです。
しかしそれは,温まれば絶大なグリップを出せるSタイヤ,しかもFFだったからでしょう。
FR+ラジアルでは,言われた通りだったということ。路面が陽光を浴びる晴れであれば,タイムもまた変わったのでしょう。

また次の機会を待って,55秒台を目指します。


◆メモ
・ブレーキ強化は急務。
・リヤ車高1ターン上げは良くなかった。次回は戻す。
・カメラ位置は改良されたが,左右の傾きは要修正。

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