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中山 110123 [スポーツ走行の記録]

 中山 2011.1.23         Sタイヤで5秒台を

DC5車輌データー トレーシーECU K&Nラムエア 無限マウント+ゴム詰め トレーシーオイルパン koyoラジエター Trace車高調(swift16/28kg) 無限アッパー 調整式リヤアッパーアーム トレーシーFロアアームピロ F-3.5/R-3度 トーFRゼロ クスコRS-LSD EXEDYカーボンクラッチ 筋金くん 無限ブレーキホース 5ZIGENブレーキ冷却ダクト MAX900i 6分/5分 A050M F225 2分 / R215 2-4分 エアF1.45/1.6 Z1☆ F225 3分/R215 8分 シート降ろし

◆冬の走行第3弾

岡国,鈴鹿に続いて,最後は中山。今回は昨秋の6秒半ばを1秒縮めるタイム狙いが目標。
最近,中山最速戦参加車の一群が凄いタイムを出しており,例えばS2のラジアル5秒台に比べると,同じNA・2L車のSタイヤで5秒台とは低いと感じるかもしれないが,S2の車載に見る例えばS字区間の速さといったらもう桁違い,己の分として5秒台半ばが相応と考えた。

そうはいっても,少しでも短縮を求めて今回は初めてシートを降ろし,GS量も少なめで走る。
また,何ヶ所かでこれまでの走りの改善点を見つけており,ドライビングでも高まりたいと思っていた。

体力と時間にゆとりがあればラジアルでも走りたいので,タイヤ6本を積み込んだ。ただ今回は,子どもを一人家に残しての出撃なので,帰宅は早めの予定。まぁいつも2枠目にはBESTが出ているから,そんなに長く走るつもりはない。

行きは部活の試合会場に上の子を送って中山へ。天候,気温は申し分無し。


◆1~2本目

台数は,ドリ2台,グリは自分だけ。少ないが混走なのでクリアは半分もないだろうけど,まあ十分だ。
山が少ない古タイヤで走行開始。
かなり冷えた路面ゆえ,気の済むまでウォーミングをする。路面状況の確認,脱力の意識,ラインのイメージ作りなどをしながら。

徐々にペースを上げ,アタックに入る。走りながらのLapタイム確認はできないが,感覚である程度は分かる。
困ったことに,1コーナーではオーバーが出て,スタンド前とへの字ではアンダーになってしまう。。。

これは,リヤタイヤが温まっていないこと,鈴鹿仕様のリヤ車高2mmダウンのせいだろうと思った。とりあえず,このままでコース勘を取り戻そうと走る。

もう一つ困惑したのが,コの字立ち上がりで,2速ギアがニュートラルに戻ることが3度あったこと。後半の走行では,最終立ち上がりでも1回抜けた。今までは無かったことだ。
シフトダウン時にきちんと入れるよう意識するしかないと考えた。

全体的にスピードが乗せ切れていないぞ?と思いつつ,15分走って取りあえずピットイン。リアのエアが1.9と低い。
ドリ車が出走したので,少しインターバルをとってコースイン。
今度は,軽いタックイン走行をしてリヤタイヤの温めを図ることにした。

これが功を奏したようで,1コーナーのスライドが,かなり納まった。
ただ,スタンド前や,への字がアンダーっぽいことには変わらない。リヤが安定しているので,インフィールドで頑張る。

1本目より明らかに慣れたと思いリザルトを受け取りに行くと,6秒フラットが出ていた。次こそは5秒台だ!


◆3~4本目

ここで,アンダーを解消したく,リヤの車高を半ターン1mmアップしてみた。タイトコーナーのオーバー傾向は,リヤ温めとアクセルONでカバーすればいいと考えて。

再び,ウォームをきっちりやり,ペースアップ。
お!スタンド前でリヤがススっと動いて,アンダー傾向が納まった!ヘの字も同様。(^^)

ただ,コの字2個目のインにつけないのは相変わらず。S字は,3速で行ったり2速で行ったりいろいろ試してみる。
馬の背では,かなりイン側のコンクリートをまたぐラインを試す。すると,スピードの乗りがいいじゃん!

ヘアピンは,過去にも決まったことが僅かしかない下手な箇所。ここだけでコンマ3は変わるから,何とか決めたいと思うが,なかなか。。

ここでGS欠となったため,ピットイン。
結果をもらいに行くと,「5秒台出ましたよ」と言われたので期待するが,残念にも5秒8が1回だけで,あとは6秒台。
「ドリと分けましょうか?」と問われたが,それほど問題も感じないので,このままでいいと返答した。25分インターバルではかえって長すぎる理由もあって。

4本目の走行を前に,もう半ターン1mmリヤを上げて(これで水平)挑む。

しかし,いざ走ってみると,大きな変化はないと感じた。
それでも,スタンド前などはアウト側ラインを通らないと走れないほどにスピードを乗せられるようになり,最高速も1本目より2kmほどアップしているので「イイ感じかな?」と思った。

ヘアピンでも,ようやく前荷重で前半ターンインが決まりだしたと自覚できたが。。。
しかし,どうもフロントタイヤが限界?ちょっとアクセルあけるとギャーギャーいってアウトへはらんでいこうとする。(ーー;
調子よくスピードが乗るようになって手応えは感じたのに,走行結果は6秒前半がやっとだった。


◆ラジアルへ

休憩時にタイヤを見ると,トレッドの半分はスリック状態で,剥離も出来ていた。こりゃタイムダウンもしょうがない。

今日はもう1セット(1回使っただけの050)持ってきていたが,リヤSが寒い状況なので装着は止めた。コンディションのいいSタイヤ走行は次のシーズンまで持ち越しでいいと,この時点で決心。先は長いのだから。

ということで,お試しでZ1☆へ換装。
どうせ街乗りで戻すつもりだったので,1本だけ走って帰ろうという軽い感じである。
今日は,できるだけ力を抜いて走るよう意識していたので,体力的にはまだいけたが,子どもの数学勉強を見てやらねば!という親としての義務感があってね。(^^;

さて,午後枠にはFDセブンが来てグリは2台に,ドリは1台帰って1台となった。暗黙で,ドリ・グリ別れて走る。
FDは5秒くらいと近いタイムなのでフルクリア状態である。

実は,ラジアル走行は全く期待していなかった。ブレーキで跳ねて乗りにくいというのがこれまでの印象だったから。
ところが,何故か今日はいい感じ。Sでのスピード領域に慣れて,その感覚で走ってみたら案外いけたという感じだった。
コの字や,スタンド前のブレーキング時の跳ねも,ほとんど無いではないか!

それに,グリップがやや低いぶん,やはりコントロールしやすい。
目標タイムなど全然考えていなかったが,酷使されたフロントタイヤからすれば,初回の6秒8は素直に喜べた。

エアを微調整して(温間2.2-2.3),最後の枠へ挑む。できれば6秒半ばに届きたいなと。

これだけたくさん走ると,コンクリート壁の恐怖心も少しは克服できるというもの。スタンド前でも,コの字でも,より進入を奥にできるようになる。
Sタイヤでは難しかった,コの2個目のインつけもできるし,スライドコントロールも楽しいと感じた。

最終の進入では,遂にレブが当たるようになったことからも,馬の背の脱出がうまくいくようになったことを感じた。おまけに,最高速も143kmとSと同じ。加速抵抗が少ないんだね。

しかし,最終コーナーでは終盤のSタイヤと同じく,せっかくターンイン姿勢が決まるようになったのに,アクセルONでドドドとアウトへ出ていく状況から,タイヤ状態がよろしくないなと察知。

根限り集中しての3Lapで終了。かろうじて6秒7をマークしていた。タイヤももう限界と観念し,13時半に走行終了。

今日は早めに終わり多くは走らないつもりだったが,クラス分け無しの走り放題だったせいか,いつのまにか70周以上も走っていたよ。


◆走行データー
気温 0~8度  湿度 60% (天気サイト:和気町)
Sタイヤ最速1分5秒827 アベ1分6秒前半
ラジアル最速1分6秒736 アベ1分7秒前後
最高速143km/h (S,ラジアル共に)


◆考察
昨年秋の6秒半ばに対して,低気温・軽量化のプラスと,タイヤ状態のマイナスを考えれば5秒後半の結果は妥当かもしれない。
正直Sタイヤでは5秒前半は出したかったが,これはタイヤ状態の良い時に来季挑戦したいと思う。

また,もう少しドライビングでの手応えを得たかった。
たくさん走ってもなお未熟だったと思うのは,他のサーキット同様,進入時の制動限界が今ひとつである点,コース幅をギリギリまで活用できていない点。
コンマ1を追求するなら,コの字区間を除くすべてで余地はある。距離が短く比較的低速域なので,タイムを削るのは結構大変なコースだな。

また,他のコースではでない課題として,ペダルをきちんと踏めず変な部分を踏んでしまい,ブレーキングや空ぶかし時に焦ったことが多くあった。次回走るときに気をつけたい。

ところで,中山はラジアルはだめと決めつけていたが,やはり滑らかだしコントロールしやすくて楽しい。これは岡国も同じ。
タイム出し以外では,ラジアル走行でドライビング鍛錬するのはいいかも?と軌道修正しているところ。
タイヤ代だけじゃなく,ボディや駆動系への負荷も小さいからいいかなーって。


・車載カメラ
最近,ブレがとんでもなく酷いので,カメラの設定をいろいろと試していたが,ステーの一部にガタがあることを発見した。応急処置で対応して良くなれば・・・
しかし,最近ピラーバーが邪魔になってしょうがないので,リヤガラスへの吸盤式ステーに買い換えるかも?

・タイヤにひびが!
昨年末にカチきっていると判明したリヤタイヤだが,ラジアルに換装中,盛大なひび割れができていることに気づいた。なんだこりゃ?である。こんなの初めてだよ。
050ijou.jpg
(全周に渡ってこの状態。ただし左側イン側のみ)


・姫路ナンのFD乗り
短い時間だったが,フレンドリーに話ができた。
FDはさすがに維持だけで大変らしい。Vマウントとかやりたいけど費用が・・・って。Sタイヤもコストが大変だから,Z1☆スペで通しているそう。
2月には岡国の走行会に出るなど,走る楽しさを満喫している様子がうかがえた。
潰れるまでFDで行く,という話は力強いなぁ。


コース攻略を考えてみた
・1~2コーナー
より奥まで入りターンインとステア切りのシンクロを。アクセル開けはためらわず!
・スタンド前
流している部分が最後まであり。ただ,制動リヤ振り出しが終わり頃にはできだした。車のセッティングで走りやすくしたいところ。
・への字
上と同じく。アウト側縁石を自然に使えるようより大きなRをイメージが良いか?
・コの字
2個目イン付きは必須。アウト側まで膨らむかどうか?
・S区間
過去一度だけ「これだ」と決まったことあり。その再現を求めて。
・馬の背
思い切りインに乗って全開で抜けられる。
・最終
荷重掛けとアクセリングでターンインが素早く決まるはず。


■メモ
2速ギアの抜け対策の相談。

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