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2014/05/17 岡山国際サーキット [スポーツ走行の記録]

 岡山国際 2014.5.17   レベル維持
NC1データー ブリッツZZ-R車高調(7/5kg) ノプロECU OS技研LSD EXEDY強化クラッチ Jet's強化ブッシュ ノプロトーコンキャセラー Greddyマフラー Nielexナックル&前後補強バー  HC+/CC-Rg 冷却ダクト ZII 205/50-16 3-5分 1.95~2.0→2.4

この夏に久々に鈴鹿を走るつもりでいて,最近はNCで鈴鹿を走った人のblogなんかをよく見ています。タイムを見て思うのは,直線もコーナーも岡国よりふた回りは上の高速コース,ノーマルではさすがに厳しいが,適正にチューンを進めればそれに応じて速くなるようだということです。

真夏なので現状2分45秒切りが初回走行の目標かなと考えています。
このタイムでも,それなりに攻めないと難しいと思う。呑気に5月6月を過ごしていては・・・ということで,走りたくなったのでこの日の予約を入れました。


最近,5/3のベストLap車載を攻め感があるなと気に入ってよく見ており,この走りを連続してできることが今のテーマだと考えています。今回もそれが目標で,タイムは57秒台を中盤までに出せば良しと。

台数を覚悟していましたが,行ってみると何故か5,6台しかおらず,朝イチなので路面状況も文句無しだし気温もそう高くはなく望外のいいコンディションでした。(次枠は2桁いたが)
車はダンパーを1段堅めにした以外は前回のままの状態です。

先頭で走行開始,ウォームLap後は1回絡んだ以外はもうフルクリア天国でした。
とはいえ,1stラップが2分フラだったのにはウーン。(前回は58秒台)
まぁ感覚的に攻め切れていない感はたっぷりでしたが。

鈴鹿を想定して,3速コーナーでの限界走りを追求・・・いや2速でもON走行やらないとダメだ・・・視線・・・脱力・・・右足の微細なアクセルコントロールを・・・
そういったことを考えながら走ると,ギリ58台が出ました。

よし次は57入りだーと思ったときです。
1コーナーブレーキ中にプッと制動力が抜けた?ただ抜けたのは一瞬で直後には効きが戻ったのですが,ブレーキシステムに何かトラブルが起こったのは間違いない。
一体何が起きたのだろう。
次のアトウッドやヘアピンで手前からフルブレーキをしてみると,効くことは効くが制動力は7-8割といった感じでやはりおかしい。

そういえばパッドをチェックしていなかった!と思いだしました。実は昨日ブレーキ警告灯がつき,「あれ?パッド摩耗が進んでいるんだ。」と思ったのに,チェックする気すらなかったという失態。
まだ残山があるはずと勝手に思いこんでいたのでした。(>_<)

パッドが割れたか,或いは剥離したか。はたまた冷却ダクトが損傷したか。。

これからどうしよう?走行中止はさすがに勿体ない。完全にブレーキが壊れたわけでもなく,8割方ブレーキなら問題無いし。
そこで,限界ブレーキは止めて,その代わりにコーナリング練習に集中しようと考えました。タイムはダメでも,限界コーナリングに近づく練習なら十分出来ますから。

それ以降は,1コーナー,アトウッドやヘアピンなどは早めにアクセルを緩めてゆとりブレーキングで進入するようにしました。集中練習するのは,コーナーで横グリップの余力を無くす=ボトムスピードと脱出スピードを上げるように走ることです。前回の留意点と同じ。
またアトウッドの2速走行も試してみました。が,途中で3速アップが必要と分かりすぐに断念。一方バイパーは3速抜けの方が良さそうと,走りを比較して感じました。

タイムは当然期待できないのでカウンターを見なかったのですが,中盤ふと見て57秒台に入っていることを知り驚きました。でもすぐに「ははあ,なるほど」と思いました。

進入を100%近く頑張ろうとすると,すべての操作がギリギリになり正確さが減じます。(本当にうまいドライバーはここが違うところ)
それが進入制動を甘くできるならば,ターンイン時のスピード調整やステア切りのタイミング取りなどがやり易くなるのです。そうして,ブレーキの詰めができないロス分を補うほどの,限界コーナリングによるタイム短縮が実現されるというわけです。
実際,今日はアトウッドの脱出速度は前回より明らかに上でしたし。

9Lap目に57秒4が出たときはさすがにびっくりしましたが,路面,台数,湿度が好条件ゆえのタイムでしょう。86レースカーに倣ってヒーター全開で走り続けたことも一因かな。
感覚的には58秒レベルで,100%満足のいくコーナリングはまだまだでした。

終盤,8割ブレーキでも制動が不安(効かない・車体が暴れる)になったのでしかたなくクーリングを入れました。
しかしクーリングのおかげで,ブレーキが随分復活したことを感じました。
Wヘアでのアクセリングやマイクナイトの全開駆け抜けも功を奏したでしょう,ギリギリながら56秒台が出て本日3度目のびっくり。

次Lapは再びブレーキの効きが苦しくなってタイムダウンし,最終はアタックを断念して走行は終わりました。
それにしても今日はブレーキの具合が悪かったおかげで,ひと味違った練習走行となりました。
まったく「災い転じて福と成す」であります。

走行後,ブレーキを見るとダクトは問題なく,パッドがよくもまあというこんな状態。(^^; さすがに冷却ダクトどうこうの問題ではないな。
padba.jpg

次回も岡国を走るつもりです。Z2☆はいつどこで卸すか?

タイム 最高速ほか
in-1 - GS4/5
2 2'00"46 170km/h
3 1'58"99 170
4 2'02"20 164 1コーナーブレーキ異常感
5 1'59"35 167 以降フルブレーキ控える
6 1'57"88 167
7 1'58"22 167
8 1'58"01 166
9 1'57"47 167
10 - cool
11 1'56"98 169 95%くらいの制動
12 1'57"21 167
13 - slow走行 GS2/3
気温17℃(和気)

◆メモ
・フロントに入るガレージジャッキは難しい。サイドジャッキでいくなら小型で十分か?
・曇りどめ試す
・ダンパーはF8/R9戻しで具合良し
・鈴鹿走行でも,限界ブレーキより安定した速いコーナリングを優先する手も有効か
・アトもバイパーも3速が良いだろう

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