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NC 電装系チューン [NC・NBチューン]

1 ノプロECU (M'zチューン+α+電スロ対応MAP)
スピードリミッターカットのためだけに数万円も出すなら,7000から7500回転へのリミットアップ,MAP変更による電スロもたつき対応,若干のトルク/パワーアップも果たしているということで,本ECUを購入した。

実はshopサイトでは約8馬力アップとされているものの,付けた人のインプレを読むとよく分からないという声が結構あったので少々心配していた。それが実際にチューンECUを装着して走ってみると,3千回転以上で明らかにトルク/パワーアップしているという感触を得たものの,体感というのは何とも信用しにくい。
そこで,take3的にお馴染みの実走テストで数値を出してみた。(パワーチェックはお金が掛かるので)

◆3速ホールドでの5000→7000回転の所要タイム
往路1回目 復路1回目 往路2回目 復路2回目 平均値
ECUチューン前 6.00秒 6.20秒 6.07秒 6.23秒 6.12秒
ECUチューン後 5.73秒 5.97秒 5.70秒 5.97秒 5.84秒

直線路を2回往復,計4回計測した。(もちろん非一般公道)復路のタイムがいずれも落ちているのは道路の傾斜によるものだろう。
条件的には,ECUチューン後の方が気温が5℃低かった点,オイルが新品である点でやや正確さを欠くが,そのことを差し置いて理論上の計算をしてみると,

◯加速力は4.8%向上した。

◯500mの直線を走ると,タイムは0.16秒短縮される。

という数値が導かれた。
ささいな向上と思うかもしれないが,3.7キロある岡国ではコンマ何秒の短縮になるだろうか。 測定条件差を加味しても,間違いなくパワー/トルクアップしたと言える。
また,発進時等の極低速域での不快なギクシャク感が軽減されたこと,500回転ぶんのリミットアップによるメリットもあり,ECUチューンは正解だった。
※助手席足元にあると思いこんでいたCPが,エンジンルームにあったのでびっくり。

【参考】 2は二乗を示す  
◯加速度=(終速-初速)÷時間  
◯at2+2Vt-2L=0   加速度=a(m/s2),時間=t(s),初速度=V(m/s),距離=L(m)

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