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ブリッツZZ-R車高調のインプレ(GSE21 レクサスIS350) [車一般(2016~)]

11万キロ超走行の純正足から車高調に換えて数日間乗ったインプレです。減衰は32段のほぼ中間。

まず,乗り心地は17インチだと極上レベルの良さで,レクサスにふさわしいものです。
柔らかいだけでなく,うねった路面ではダンパーの腰を感じます。
10/8kgという低レートで220mm自由長のバネがソフトさのベースになっていますが,動きが良く減衰もしっかり効いているダンパーの質の良さが,乗り心地の良さに大きく貢献していると思います。

コーナリング時は,ステア中立の遊びが少なくなり,グリップの立ち上がりも明らかに早くなりました。ロール量も減って狙いどおりスポーティさが格段に向上しました。まあへたっていたので違いはよりデカイかな。
ただ,ロール速度はグリップが出るぶんノーマル時とそう変わりなく結構早い感じ。

18インチだとゴツゴツ感が出る反面,スポーティさが一回りアップします。
ワンダリング性が悪化したのは,タイヤ剛性,外寄りのホイールオフセット,リム幅が影響していると思われます。

へたったノーマル足からスポーツ性能が格段にアップし,至極ニュートラルなステア特性でワインディングではご機嫌。毎日どっかを走っているくらい。笑
高速道での直進安定性もびしっと高まった点も好ましいですね。

ただ,1.6トンの車重にはバネが柔らかすぎで,標準の-35mmでもかなり段差の大きい路面を乗り換えたらタイヤがどこかに擦った音がでました。
ダンパーを固めれば大丈夫そうですが,乗り心地がいいので現状でいきます。

ブリッツには足回り用テスト機器が設置され,車種ごとに減衰設定をしているそうなので,いい仕事をしてくれるダンパーが作れるのでしょう。さすがにIS350専用というわけではなく,取説にはIS250,IS-F,マークX用とありましたが,IS-Fとも共用なだけに2kgレートアップは余裕で対応してくれる感じがします。

あとは耐久性とサーキットでの走行性能が問題無ければ,値段の安さと相まってもう最高の一品と言えますね。


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