SSブログ

ロードスターRFとBRZに試乗 [車一般(2016~)]

RFとBRZに試乗しました。共に2番手グレードのSです。

RFは,最近の基準としては屋根を閉めてもボディ剛性が今ひとつな印象でした。
NCよりは良いと思いますが,ソフトな足回りながら凹凸路面でボディの弱さを感じます。

最近,86GRとかカローラとか剛性感の高い車に試乗したばかりなので尚更気になったのだろうと思いますが,ボディ剛性の高さは今の僕には不可欠な要素のようです。

エンジンは低中速トルクは十分でスムーズに回ります。
ミッションもカチカチ決まっていい感じ。

室内はタイトでスポーティーだしインパネデザインは86よりずっといい。
ただ座面が高くて髪の毛が天井に触れます。ヘルメットを被るとなればシート交換は必須ですね。

絶賛する人も多いファストバックデザインですが,僕には前々から寸足らず感を覚えていて,実車をじっくり眺めてもやはりその印象は変わりませんでした。
車高を落としたら変わるのかも知れませんがね。

むしろオープンの1.5の方が僕的にはデザイン的にはるかに好みです。
好みというか,車高ダウンのツライチにしたNDロドは,日本車最高のデザインじゃないか?と思うほどです。

結局,RFは同じ2Lながら86/BRZのスポーツカー資質には及ばず,ゆったりオープンモータリングを楽しむ車という印象で,それならばむしろ1.5の方が全力感があって良さげです。


一方のBRZ。
市街地でのゆっくり試乗だとGRとの差は余り分かりませんでした。

ボディのしっかり感は十分です。乗り心地も硬いけれどソフトタイヤのせいもあり,これまた不快感は無し。
ステアはスムーズで軽い。ただしドリフトの場合セルフステアが効かないという記事を目にしていましたが,成る程そんな感じ。
ダッシュ周りデザインはもう見慣れてまあ許容範囲かな?

気になったのが妙な吸気音らしきものが入ってくることでした。これがサウンドクリエーターなる物の音?これはかなり嫌!

全体的に感触は悪くなかったです。
出た当時は新しさも面白みも無いと感じたデザインも,今では道ですれ違うたびに幅広で低く結構いいじゃないか,と思うようになってきています。

乗っていてエンジンパワーへの不満はどう感じるか,2年後登場とされる2.4Lの新型はどう進化するのだろうか,この点は気懸かりではありますが,現状で欲しいものはRFよりも86/BRZが備えているなと感じました。
これ以外の候補車では,唯一987ケイマンだけは比肩しうると思いますが,ポルシェは維持費が心配。

まだISに乗り続けるか,86/BRZかケイマンか,はたまたNDやRFか。2019年末時点でも迷い道クネクネです。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。