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岡国 091227 [スポーツ走行の記録]

 岡山国際 2009.12.27         前後Z1★タイヤで今度こそラジベストを

DC5車輌データー トレーシーECU K&Nラムエア 無限マウント+ゴム詰め トレーシーオイルパン koyoラジエター Trace車高調(swift16/28kg) 無限アッパー 調整式リヤアッパーアーム トレーシーFロアアームピロ F-3.5/R-3度 トーFRゼロ ATSメタルLSD EXEDYカーボンクラッチ サブフレームカラー 筋金くん 無限ブレーキホース 5ZIGENブレーキ冷却ダクト MAX900i 7分/9分 F 225Z1☆スペ8分/R215Z1☆スペNEW  エアF1.8/1.9

◆再挑戦

記録をふり返ると,これまでしてきた連続走行の多くでは,きちんとリベンジを果たしている。だが,そうでない場合も,時々ある。それはマシンに問題があるか,コース状況が悪い場合だ。

前回の問題点の1つだったリヤタイヤは,フロントと同じZ1☆スペに合わせたことでOKとなった。それでもまだ弱オーバーならば,1mmリヤを下げればいいだろう。
それでも,フル制動時のフロントの暴れとシフトアップ時のギア鳴きの懸念は残っており,今回走る狙いの一つは,これらがまた再発しないか?という確かでめもある。
もし,見逃せないほどの状態であるならば,鈴鹿走行の前に,できる限りの見直しをしておかなくてはいけないのだ。

また,この件は別にしても,タイムとして51秒台は出したいと思う。何十台もが一斉に走ると厳しいが,それでも,少ないクリアの中でも詰める走りを実現させることができれば,目標はかなうはず。。。
チャンスを広げるためにも,3本を予約する。3本目にSタイヤで走るかも知れないので一応積んでいくことにした。

(12/26記)
◆1本目

前日にほぼ準備を済ませ好天も確実だったので,ウィスキーをあおると心配なく眠りにつき,朝を迎えた。前回より気温も高そう,寒くない。
ところが,車を家から乗り出すと,向こうの山道のカーブから姿を現した車が,リヤを激しく滑らせながらこっちへ来る。見ると山際の道がうっすらと白い!空からはチラチラ雪が舞っている。えっ積雪?!
「うそーっ」とさっそく家に引き返し,レーダー図を見ようとパソコンを起動させる。すると庭に止めていたインテがゆっくりと後退してくる。「何で?」茫然としている目の前で,リヤが家の壁にゴツンとヒット。
た,たいした損傷じゃないよなと思っていたら,今度はリヤが下へ沈んでフロントがどんどん浮き上がっていく!そのとき,目が醒めたのだった。(^^;

更にもう1回余計な夢を見て,本当に起きたのは予定より30分過ぎ!久しぶりに高速で快進撃し,鈴鹿1コーナーのリハーサルもできた(かな)。
積雪の夢を見たのは,前夜,23日は橋が凍結していて怖い目にあったというブログを幾つも読んだからだろうが,今日は全く問題なし。

到着したのは走行開始35分前ながら,前回テーピングをしなくても何も言われなかったので,テーピング時間のぶんは楽になり十分間に合った。

ウォーミングはやはり慎重に。う~ん,手応えはもう一つピリッとしない!?
徐々にペースアップするも,何か変だぞ?53秒台感覚のLapが56秒台とは,前回と同じじゃないか。(>_<)
前回はリヤの滑りへの不安感がそうさせたが,やはりラジアルで225/215のバランスは,前が勝つのだろうか。。。

ブレーキのふらつきは出ず。シフトの堅さはある程度感じるが,前回よりましかな。無意識に保護的なゆっくり目シフトアップをしたせいもあるのか,ガリッとくることは少なかった。ただ,最終立ち上がりの4速upで少し鳴いたが。

とにかくアクセル全開率を高めようと踏ん張りながら走って,53秒台にやっとこさ入る。
クーリングを入れて,最終アタックに入ったところで赤旗中止となった。

何でアクセルを踏めないのだろうか。リヤの滑りへの警戒感?いや入り口での回頭が鈍いのか?などといろいろ考えた。単純なオーバー,アンダーとは言えない気がした。

このまま走りで詰めるか,車のセットを変えるか。
あと1.5秒を詰める苦労より,鈴鹿でどうなるのか?という心配が頭をもたげた。
もしかすると,メンバーカラーによる剛性アップが悪さをしているのかもしれないという疑念である。しかし,僕の経験とセンサーでは,それなのかタイヤセットによるものなのか,判断できない。かといって,適当に足回りをいじればドツボにはまる恐れがある。。。

となれば,慣れたセットで条件を揃えるのがベストと結論した。つまり,リヤ車高やダンパー減衰調整をするのではなく,走り慣れたSタイヤセットに換装して走ることにしたのである。
ちなみに,手で触るとリヤはフロントに比べてかなり温度が低い感触だった。仕事をしていませんね。


◆2本目

期待と不安,半々で車に乗り込む。
ウォーミングでステアを切ったその瞬間に,レスポンス良く車が曲がり,がっしりした手応えに,「これが違うんだな~」とニンマリ。Z1☆スペックもラジアルでは優秀なタイヤだが,Sタイヤとは剛性感が違うようだ。
暖めも終わり,そろそろアタック・・・と思うや,車両回収のため赤旗中断となる。

少し待って再開。さあ,徐々にタイムを詰めていくぞ~と気張るも,表示された酷いタイムに愕然とする。
「攻め感」からすれば,50~51秒台レベルなのに,何と53秒台って。。。前回のラジアルより悪いタイムじゃないか。
確かに,アクセルを踏めていないと自覚していたし,タイヤも鳴いていないと気づいてはいたが。

操作の問題か?車側の問題か?分かっていてもできないのであるよ。
フロントは2分山とはいえ,昨シーズンは49秒台は安定して出していたことを思えば酷すぎるタイム。
終盤に,自分なりに気合いを入れたLapが52秒前半のベストだった。それでも,前回のZ1☆ベスト時と同じタイム。。。

唯一の好材料は,このLapの最高速が193km/hだったこと。ヘアピン進入で本日最高に踏ん張ったことはあるにせよ,機関は元気でパワーも出ているのは確かなわけ。ブレーキのふらつきも無く,とにかくコーナーが遅いのである。

走りのフィーリングについてまとめれば,ターンイン時の曲がり感がしっくりこないことが挙げられようか。回頭性が落ちている気がする??だからアクセルが踏めないのではないか。もっと前荷重掛けないとだめなのか?

逆に好印象だったのは,リヤが仕事をしている感じを受けたこと。グリップしながらリヤが車を曲げてくれている感じがよーく伝わってきた。Z1とは相当違うフィールだ。
もしかして,この足回りはSタイヤでこそ,きちんと働いてくれるのか?ラジアルでは十分に能力を発揮しないのかもしれないと,ふと思った。


◆3本目

ラーメン&カレーを食べながら(ラーメンは×だったよ)車載を見る。単純に,どこでも少しずつアクセルを踏めていない。トータルで数秒のロスを生む走りだ。(>_<)

車のセットはそのままで,走りで詰めてみるか。。。もっと,ガンと荷重をかけ,くるっと回ってアクセルを踏むスタイルを取り戻す努力をするかな。。。
台数も増えたが,とにかく走りまくろうと思った。温間エア圧は前後左右ともぴたり2.0でピットインの必要は無い。

そんなことを考えながら,時間となりコースイン。
しかし,ウォーム後,懸命に走るも1分57秒台・・・
アトウッド脱出の回転が数百低いことを見て,例のおなじみ最終枠の落ち込みが出たことを知った。

このまま走っても,ある程度まではいくだろうが,目標の50秒切りは絶対に無理と判断。同時に,正月明けの鈴鹿遠征への不安感が生まれ,それを解消するには・・・と考えて答えは出た。
タイヤ・ブレーキ等を温存し,車を再セットアップ。そうして,もう一度,岡国で走りを試すしかない!
トラブルが出たわけでもないのに,2LAPのアタックでピットインするというのは,サーキットを20年間走ってきて初めてのことだろう。
それだけ凹んだということである・・・

他に来ていた,名古屋のばもさんの知り合いであろう8638COMのDB8や,2台のDC5に話しかける元気もなく,黙々と帰り支度をすませて逃げ帰ったのでありました。(T_T)


◆今後どうする

中山も走ろうかという考えは,完全に消えた。
まず,車の状態を好調だった鈴鹿6月走行のときに戻すこと。その後,もう一度Sセットで走って50秒を切れるか試す。
もしだめなら,この冬の鈴鹿遠征は断念しようと思う。

これまでも,期待はずれの結果は何度も出してきたが,これほど落ちが大きいことは初めてであります・・・


◆走行データー

1本目 2本目 3本目
タイム 状態・備考 タイム 状態・備考 タイム 状態・備考
in&3 - 32L走行開始 in-2 - in&2 -
4 1'56"48 3 赤旗 3 2'00 つまり
5 1'57"13 4 1'55"56 4 1'57 引っ掛かり
6 1'56"64 5 1'57"02 ロス pit-in
7 1'53"93 189km/h 6 1'53"84 190km/h
8 1'53"81 7 1'53"30 189km/h
9 1'53"30 8 1'54"66 189km/h
10-11 cool 9 cool
12 1'54"22 アトで砂が出る 10 1'53"83
13 赤旗終了気温6℃ 11 1'52"58 193km/h


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