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岡国 100116 [スポーツ走行の記録]

 岡山国際 2010.1.16         復調を期しラジアルBESTを狙う

DC5車輌データー トレーシーECU K&Nラムエア 無限マウント+ゴム詰め トレーシーオイルパン koyoラジエター Trace車高調(swift16/28kg) 無限アッパー 調整式リヤアッパーアーム トレーシーFロアアームピロ F-3.5/R-3度 トーFRゼロ ATSメタルLSD EXEDYカーボンクラッチ 無限ブレーキホース 5ZIGENブレーキ冷却ダクト MAX900i 7分/9分 Z1☆ F225 6分/R215 9分  エア温F2.3/2.2

◆ドタRun

鈴鹿の不調は車ではなくドライバーの不調。買い換えの気持ちを鎮めるためにも,そのことを確かめたい。また,失われた自信もそのままにしておくわけにはいかない。
ということで,天候が急に良好になったこの日出走した。
Z1☆でまともに岡国走ったことがなく(カラー騒動),52前半というラジベストを何とかしたいという気持ちでラジアルアタックとした。

サーキット到着が,出走20分前という慌ただしさはイカンね。ただ,今日はスーツでなく昔のGパンルックで車載カメラも持ってきていないので,最小限の準備で済んだ。


◆1本目

予感していたとおり,台数は一ケタ。到着直後にコースインは妙な感覚だが,案外平常心で悪くない。
インLAPのあとちょっとペースを上げたらこれが58秒と意外と良い。今日はいけるかも?と少しワクワクした。

気温は低いが,陽光で路面も温まっているのか,2LAP目から飛ばせる感じでいきなり54秒へアップ。
欲が出て空回りした3Lap目の次はミドルコーナーでアクセルON脱出がそれなりにうまく決まり53秒を切った。

ここで,前タイヤがアンダー傾向となり,後ろのR34GTRにパスしてもらいクーリング。さすがに2,3ヶ月トレーニングをしていないと体の疲労も早く来るな。

仕切り直して再アタック。52秒台半ばの領域になると,さすがに「いっぱいいっぱいかな」と感じる部分が出てくるが,一方で若干のロスしている部分も見えてくる。
しかし,コーナリング感覚がいい!こんなのは久しぶりじゃないかな。
調子がいいときの,アトウッドでのリヤが若干スライド気味に立ち上がっていく感じは,いつ以来だろう?当然,脱出時の回転も高くタイムも良くなる。

Z1☆タイヤの手応え自体もかなりいいと思った。アルミカラーを挿入して走った前回と前々回のフィーリングとはまるっきり違う。動きが自然でスムーズだし,タイヤの状態が分かりやすく,恐怖心や不安感なく走れる。
そして遂に51秒台へ入り,思わず笑顔になった。

ただ,Z1の弱点なのか,寒いのに3Lap全開にすると前タイヤがタレてしまう。タレがとても分かりやすくアウトへ出ようとするので,再びcooling。
最後の連続3LAPアタックでも順調にスピード慣れし,51秒台半ばを連発した。
久々に爽快な気分で走行を終えた。


◆2本目走行

51秒台は満足のタイムだったが,何とか51秒を切れないか,もう1本走ることにした。ただ,タイム落ちの懸念が大きかったので,ここでシートを降ろすことを決意する。
これだけでポンと上がるとは簡単にいかないだろうが,加速力はアップすることは間違いない(過去の経験)。

2本目は更に台数が少なく5台程度か?土曜日でこんなに条件がいいとはラッキーだ。
しかし3LAP目の53秒台は予定より1秒悪く「ムムム・・・」。やはりいきなりBEST+1秒以内の状態にもってくるのは難しいなあ。年齢のせいもあるだろうね。

前にNSXが見えたのでちょっと張り切って差を詰めようと頑張った。なかなかいけたぞ?と,マイクナイトに進入したときNSXがスピン!まだ間隔があったので,Gを逃がしながら減速して鼻先を抜けることができてよかった。。

出鼻をくじかれて頭と体を冷やすべくクーリングを入れる。タイヤもやっぱり前側がタレ傾向になったので。
中盤アタックの2周目,アトウッドと最終の姿勢作りがうまくいったことを感じた。脱出回転が違う。51秒18,もうチョイだ。疲れていたがここで休むわけにはいかない。

スピード慣れし,リズムに乗って走る。
車の状態に問題が無ければ,これができた時は必ずいいタイムが出るものだ。怖さを感じることはほとんど無く,大きなミス無くはしれたLap,もしやと見たタイムは50秒9!思わずガッツポーズとやったーの言葉がでた。

さすがに満足いっぱいでクーリングに入った。そのあとのファイナルアタックだが,さっきのハイレベルに戻るのはちょっと大変だった。集中力が落ちたのをはっきり感じた。やはり52秒半ば。そこから再び波に乗っていき,向こうに赤シグナルが見えた本当の最後のLap,「更新できたか!?」の期待を抱いたが,惜しくも届かず。
それでも,満足感いっぱいの走行だった。


◆走行データー
1本目 2本目
タイム 状態・備考 タイム 状態・備考
in-1 - in-1 -
2 1'54"41 188km/h 2 1'56"37 188km/h
3 1'54"08 187km/h 3 1'53"78 190km/h
4 1'52"99 187km/h 4 loss 191km/h
5 cool 5 cool
6 1'52"54 189km/h 6 1'51"89 191km/h
7 1'52"46 189km/h 7 1'51"18 191km/h
8 1'51"75 189km/h 8 1'50"91 191km/h
9-10 cool" 9-10 cool
11 1'52"15 190km/h 11 1'52"45 190km/h
12 1'51"64 190km/h 12 1'51"36 189km/h
13 1'51"43 190km/h 13 1'51"04 191km/h
14 out 14 out


【考察】

◆好タイムの理由は
・低気温によるパワーの恩恵。路面温度も低すぎずコンディションも良く,タイヤがグリップした。
・シート降ろしでコンマ秒の短縮あり?
・グリップの前後バランスが絶妙で,アクセル全開が早くできた。
・ドライバー状態が良い→前日風邪をひいて薬を飲んでいたので熟睡できたようす。

今ひとつだった最近の走りと,今回の走りの違い。その典型的な例として最終コーナーがある。
マイクナイトを抜けてアクセル全開。ギリギリ我慢して進入で急制動をかけ,ステアをスッと切る。そのとき,リヤがスススと流れ気味になり,車の向きが早めに脱出方向へ向いてくれるのが好調時。だから早めにアクセルを全開にできる。
不調のときは,向きが十分に変わってくれないのでアクセルが踏めず,パーシャルのまましばらく待っている。当然,コーナー区間も直線も遅い。
このような走りが3速のミドルコーナーで出来るか出来ないかで,2秒くらい平気で変わってしまうんだ。

◆楽しさ,気持ちよさ
タイムが良いからではなく,今日は楽しく走れた。
車と対話しながら走った気になれたのはいつ以来だろう。Sタイヤは強力なグリップをもつだけあって,高い限界を超えるときの挙動に厳しいものがありそうと警戒してしまう。Z1はそうではない。だから安心して走れる。
ドライバーの入力にちゃんと反応してくれるし,動きがマイルドだから運転していて楽しいと感じたんだと思う。
旧ネオバではここまで感じなかったから,Z1☆が気に入ったということかもしれない。

◆高いレベルで走る
限界アタックLapしたあとクーリングを入れ,再びアタックを掛けるとき,すぐにハイレベルで走れるときと落ちてしまうときとがある。
集中力の維持はたいへんだ。0.0?秒レベルの操作のズレが,車の動き,ひいては区間タイムに影響を及ぼすだろう。
年齢も50に近くなると,こういう能力も衰えるでしょう・・・

◆Z1☆タイヤについて
山がたくさんある状態では,エア圧も低めにしていることもあって,乗り心地がいい。ノイズもスポーツモデルにしては静かと思う。(摩耗した旧ネオバ比)ステアレスポンスは特にシャープとは思わないがリニアに曲がる。
限界辺りになったときに,ジワジワ流れているような感覚があり,いわば挙動がつかみやすい。だからSタイヤに比べれば怖さも少ないし,コントロール幅も明らかに広い。
縦横のグリップ力自体は何とも言えないが,51秒フラというタイムからしてもそれなりのレベルだとは思う。
一方,熱だれが早いのが弱点か?と思ったが,どうも横方向のグリップ抜けというのが特徴らしい。摩耗性については,フロントが30分6本でショルダーが5-6分くらいになっているが,Sに比べれば2~3倍はもちそう?
機会があればNEWネオバも試してみたい気になっている。でもZ1☆で練習したり楽しんで走るというのはありだな。ネオバよりぐんと安いし。

○次の走行予定(1-2月)
中山をZ1☆とボロの050で走ってみたい。これもシート降ろしでタイム更新を狙う。
鈴鹿を走るとしたら次は2/11だが,その次は3/末に可能性が若干ある程度で,どうしたものか。(ーー;
いずれにしても,早く体力作りを再開しないといかんなぁ。。


メモ
・フェイスマスク無しでも眼鏡は曇る。
・前腕疲労あり。

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