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NCロードスター 1stインプレ前編 [車一般(~2015)]

購入した車は標準グレードで,RSやVSよりも装備が簡略化されています。しかし前のオーナーの手で,そこここにカスタマイズされていました。

タイヤは205/50が標準ですが,ホイールごと売却したようで,純正ホイールに185/55プレイズとかなりプア。足回りにはビルシュタインのRSと思える物が入っていました。車高もほどよく下がっています。
マフラーはトラストの静かめスポーツマフラーが入っています。
以上の点がインプレに影響を与えているはずなのですが,とりあえず最初の印象を書いてみました。

まずは,やっぱり重さを感じるハンドリングが気になりました。交差点のカーブでもキュッと軽快に曲がる面白さはありません。
その反面,ミドルコーナーではどっしり落ち着いて滑らかにラインをトレースして曲がる気持ち良さを感じました。
直安性はどっしり感もある一方で,微妙に左右に振れる感触もあり,矢のように直進するとは言えません。

ボディはNB6より明らかにガッシリ感があります。ただし凹凸でブルっとくる点はやはりロードスター。RHTの屋根のガサゴソ音は前述のとおりでやはり宿命ですか。

2Lのエンジンは,3千回転でも十分なトルクがあり,チューンドDC5に似ています。そこから回してもドラマは無いですが,NBのように惰性で回っているだけとは違い,7千回転まできっちり使えます。
フィールは,ブロロロという音色が若干聞こえますが,回転は上までスムーズで,雑な感じは有りません。VTECエンジンのような期待は全くしていませんでしたので,思ったよりいい感触でした。

ミッションはたまにコリッと来る時もありますが,軽くてカチッと決まったときの快感は最高!5MTを選んで間違いはなかった。DC5時代に,幾度もブローしたりOHしたりした嫌な経験から,6MTは避けたかったのです。

静粛性・ノイズについては,少々複雑です。滑らかな路面と荒い路面,車が流れているときと市街地のノロノロ運転とでは,印象がずいぶん違うのです。
RHTの静かさは幌やNB以上という面もある一方で,ざらついた路面になるとロードノイズが盛大になり,NBやDC5以上です。そして普通に流れているときは静かなのですが,ノロノロ運転でエンブレを効かせて2千回転以下になると,ボォーという低音で高レベルのこもり音に襲われます。これはイライラします。
それでオープンにしてみましたが,変わらないどころか,むしろこもり音が増したような印象さえありました。
これはトラスト製マフラーのせいかもしれませんが。

エンジン音については,幌車よりも静かな印象でした。走っている限りはマフラー音もNBのオートエグゼみたいなボーボーではなくて,フォーンという音でかなりいいです。トラストもやるじゃん。それだけにエンブレ時のボーボー音が残念で。
今すぐにはやる気はありませんが,我慢ならなくなったら遮音対策をするかも。
(後編につづく)

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